放射線についての市の対応!
松戸市は放射線簡易測定器を購入し、5月23日から測定を開始しました。
それに伴い、以下の松戸市として対応をするとの返答がありましたので抜粋して報告致します。
〈測定について〉
測定した数値については、引き続き市のホームページ等で公表いたします。
〈給食等いついて〉
放射線量の測定値が高い場合は、国が出荷停止等の措置を行うため、市場へは流通しなくなることから、給食食材として使用されなくなります。
千葉県産の食材については、千葉県が放射性物質に関して検査を行い、その結果を千葉県のホームページで公表しております。
〈児童・生徒等の屋外活動について〉
放射線測定の結果、高い数値が出た場合は、基本的な屋外活動は中止あるいは時間を制限して実施いたします。
私立幼稚園等につきましては、市と同様の対応をしていただくように関係団体へ情報提供などの周知をしております。
〈水道水について〉
江戸川表流水を原水とする水道水から放射性物質が検出されて以降、毎日1回の放射能測定が実施され、松戸市ホームページ等において公表しております。
松戸市水道部が使用しております地下水は深井戸でありますが、安全確保のために1週間に1回の検査を実施しております。検査につきましては、当面の間継続します。
〈下水道について〉
松戸市常盤平終末処理場は合流式下水道(雨水も混じる)のため、放射性物質が含まれている可能性のある雨水などの汚水や脱水汚泥への濃縮が考えられます。現時点においては、国からの測定方法や測定値等の基準が示されておりませんので、これが提示された時点で、放射性物質のモニタリングを実施いたします。
〈公共施設の土壌について〉
公共施設における、放射能による土壌汚染に関しましては、施設自体における放射線量の測定値が高い数値が出た場合は、土壌の入替等の対応策を検討いたします。
〈ガイドライン等安全に関する市としての指針について〉
基準を設定するにあたっての裏付けとなる根拠が、国や研究機関あるいは、有識者によって、まちまちであることから、現時点においては測定値におけるガイドライン等の策定が困難な状況です。
今後は、東葛6市で協議会を設置し、ここで協議された内容をもとに、国、県や関係機関などからの情報の公表と併せて、松戸市としての対応についても随時見直しをすることといたします。
参考までに、
読売新聞(5月29日付)に発がんリスクについての記事が載っていましたのでご紹介いたします。
1.6倍 喫煙
1.4倍 日本酒換算で毎日2~3合の飲酒(500~1,000ミリシーベルトの被爆)
1.29倍 やせすぎ
1.22倍 肥満
1.15~1.19倍 運動不足
1.11~1.15倍 高塩分食品のとりすぎ
1.08倍 100~200ミリシーベルトの被爆
1.06倍 野菜不足
1.02~1.03倍 受動喫煙
生活習慣と放射線被曝ではリスクの種類が異なるので、自分で判断し行動していくことが大事であるとのことです。