千葉大学大学院・社会科学研究員教授 後藤 弘子先生をお招きし、「コロナ時代のジェンダー平等」をテーマに講演いただきました。
先生の専門は刑事法で、1907年 明治40年に作られた刑法のままで、性犯罪に関する刑法が110年ぶり、2017年に改正がされました。それまで、女性に対する見方が明治時代のままであったことに驚きです。参政権無し、相続権無し、女性議員無し、民放も改正されるまで女性の地位は考えられないものでした。
新型コロナウイルス感染対策で緊急事態の時は、ステイホーム、家にいなければならない。家庭内にDV、性犯罪があった場合、家から逃げることができない状態が続いた。
国は、早い対策を打ってくれた、「DV相談体制の拡充」です。松戸市も相談件数は大幅に増加しました。
重要なこと 法規範にもそれに基づいた社会制度においても、社会におけるジェンダー規範が根強くしみこんでいる。そのため制度自体が偏っているが、「偏っている」という視点を持たないので、それに気づくことが難しい。
制度に組み込まれているバイアスであり、無意識のバイアス(アンコンシャス・バイヤス)でもある。
自分自身のバイヤスを持つことが大事である。
大変、勉強になりました。60代の私たちが社会で働いていた時に比べたら、女性の立場は大分変りました。男性に負けないようにと働いていた頃とは違い、男女問わず、能力の評価がされるようになってきています。
自分自身のバイヤスは大事だと実感します。今日はありがとうございました。
まだ、コロナ禍での課題は多いと思います。安心して暮らせる松戸であるよう、取り組ませていただきます。
五香市民センターにおいて、市長 伊藤副市長が出席され開催されました。
今日のテーマは、五香立体先の松飛台方面道路の変形十字路の工事についてです。
長年、地区として要望されていた案件であり、私も地域の皆様からいただいたお声を、平成19年9月、平成26年12月議会で質問として取り上げ、対策を訴えました。地権者との交渉があり、なかなか進みませんでしたが、平成29年3月31日、事業認可を取得、土地収用法の手続きが完了しました。今後も県警と詳細については協議していくとのことです。
道路地下に埋設されている下水管・ガス管・水道管が、本来の歩道の下の位置に移設する工事、また、電気関係の工事、信号、電柱の移設と工事内容は多岐にわたりますが、安心、安全な体制に改善されます。
歩道幅も1.850m→3.5mに。信号は3サイクル→2サイクルへ。渋滞緩和と歩行者の安全が確保されます。令和4年には道路交差点工事は完了する予定です。電気工事等は令和4年になっていきます。
松戸市からは、地域共生課より説明がありました。
公明党は、介護施設から感染症対策についてお困りの声をいただき、議会で提案しました。
早速、小規模多機能型居宅介護・看護小規模多機能型居宅介護・認知症対応型共同生活介護・訪問介護の4施設に対し、有識者による実地指導が行われました。
指導いただいた、国際医療福祉大学 主任教授 松本 哲哉先生に現地の状況をお伺い致しました。
先生よりこれからの時期、発熱利用者さんに対し、施設ではインフルエンザとの違いが判断できないところから、対応が非常に困難になってくることが指摘されました。
施設に防護服・フェイスシールドなどの備蓄が少ないこと。高額で購入が困難などの課題が挙げられ、行政が支援をと要請されました。
また、消毒、感染対策に誤解が多く、厚労省からのマニュアルを指針にと周知徹底していくことが重要であるとのことです。
今後も公明党は、”声をカタチに”、そして見えた課題にしっかり取り組んでまいります。
10月は、ピンクリボン月間 乳がん撲滅キャンペーン月間です。公明党女性局は1か月間、早期発見へ検診の重要性を訴えていきます。
乳がんは早期発見で完治の可能性が高いがんです。公明党女性局は、乳がん、子宮頸がんの検診無料クーポン券を発行、さらに未受診者へコール・リコールを推進し受診率向上を図ってきました。しかし、まだまだ受診率が低い状況です。
松戸市公明党女性局は、乳がんの検診の拡充が実現できました。乳腺量の多い若い女性には、マンモグラフィーよりも超音波エコーの方が効果があることから、拡充を議会で訴えてきました。30歳から34歳は視触診のみだったのが、超音波エコーの導入、40歳から49歳はマンモグラフィー1方向から2方向へと拡充ができました。
また、議会で提案した自己触診のための、浴室に貼れるチェックシートの作成やわずかなしこりの感触を体験できるグローブの配布など実現することができました。
これからも、市民の生命を守るため、さらなるがん対策に取り組んでまいります。