松戸医師会のご協力をいただき、12回目の講演会です。松戸市民会館がいっぱいになる参加者です。
「自分でできる認知症予防! 早期が大事! みんなで見守り!」
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所 自立促進と精神保健研究チーム 研究部長 粟田 主一先生のご講演をいただきました。
世界最高水準の長寿国日本において、認知症とともに超高齢期を生きるということは普通のことであり、多くの国民が経験する可能性が高い事実である。
「高齢者のアルツハイマー型認知症は病気ではなく、老耄の現れである」松下 正明著 『認知症ケアは何をめざしていくべきか』より
「老耄は、自然が用意してくれた恵である」大井 玄著 『老年という海をゆく』より
85歳過ぎると、5割以上が認知症、70代でしっかり予防が大事。誰もが認知症に、病気ではない、希望と尊厳を持って生きること。
そして、「認知症とともに暮らせる社会」の創出へ。予防への対策強化が大事ですね。