地域活動と介護予防の関係~JAGES松戸プロジェクト1年間の振り返り~ 千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門教授の近藤 克則先生のご講演と、事例発表がありました。
松戸市は千葉大学予防医学センターと共同研究を昨年スタートしました。都市型介護予防として松戸プロジェクトは、WHOからも注目されております。
91市町村の要支援・介護認定率と組織活動の参加割合のデータで、社会参加10%増加で、認定率5%減少することが判っております。松戸市では、介護サービス利用者が1000人減ると1年間で18.8億円の利用料の減少になることも判っています。地域の現状を診断した結果で判明した、改善の余地があるボランティア参加者、学習・教養サークル参加者の増加へ取り組んでいくことが重要だと考えられるとのことです。12万人の高齢者の2%が社会参加すると1000人になります。活動拠点を増やし、活動する高齢者を増やしていきたいですね。
都市部における新しいボランティアのかたちー「プロボノ」-都市部の持つ資源を活用、住民やNPOだけでなく、企業や退職者の持つスキルを資源として活かしていく。協力企業が18社、プロボノチャレンジ19名、間接支援。パートナー6人に応募いただきました。
仕事で培った経験や専用スキルで貢献したいと思う力を募り、活動の後方支援をしていくプロボノ型の活動の事例発表がありました。現在、企業に勤務している若い世代の方が参加され、団体の持つ課題解決に助言や宣伝チラシ・ポスターなどを一緒に作成するなどの成果がありました。若い世代の方が、社会貢献をしたいと応募してくださったとのこと、驚きました。もっと多くの皆様に力を発揮していただけるように声かけをしていきたいですね。
ボランティアや学習・教養サークルに参加する意欲はあるが、参加率がまだまだ低い状態であるという課題がある。検討中の支援プログラムの実施に向けての取り組みや情報提供、また、プロボノの広報など、今後の取り組みに期待します。
松戸市の高齢者の皆様が、毎日元気に暮らしていけるように、健康寿命の延伸に、多くの皆様のお力をお借りしたいですね。
昨年より、松戸の子ども達の夢を応援する「夢フォーラム」が開催されております。
今年は、スペシャルゲストにトライアスロンの元日本代表 田山 寛豪氏をお迎えしました。
オープニングは、全国大会で入賞されたチアダンス Candy Girls の皆様のパフォーマンスです。幼稚園生から中学生までのチームです。一つ一つのパフォーマンスに拍手。息の合ったパフォーマンスに大歓声でした。素晴らしいパフォーマンスありがとうございました。
夢に向かって頑張っている児童・生徒さんの表彰がありました。小学生の部 24名1団体(31名) 中学生の部 11名8団体(415名) すごいなー すごいなーの一言、こんなに頑張っている子ども達に大拍手。これからも夢に向かって頑張って欲しいです。おめでとうございます。
次に、子どもモニターの皆様の「私たちの提言 放課後過ごしたい場所」の発表です。子どもモニターは1年間、イベントなどのお手伝いや新聞の発行などの活動をしています。
使用料金のことや学習エリアに勉強を見てくれる大人がいるなど、子ども達の視点でみた具体的な提案に対し、副市長の批評では今後の課題にしていくとのことでした。必ず取り入れてくださいね。
最後に、スペシャルゲスト トライアスロンの元日本代表 田山 寛豪氏の講演です。
04年アテネから、北京、ロンドン、リオのオリンピックに出場。07年W杯での優勝、全日本選手権では14個のメダル獲得。トライアスロンに巡り合い、目標を持ち、夢に向かって挑戦することができました。
うまくいかないことが続いた時に、監督から言われたことは、自分が変わるために練習以外のことに頑張ってみようと。最初はできなかったが、意識して挑戦してみた。①挨拶 ②掃除 ③本を読む ④自分の夢をイメージする ⑤毎日日誌を付ける 結果ばかり求めるのではなく、どんな時にも強い選手になるために、練習以外への挑戦は必要なことでした。
自分を変える何かをみつけてもらいたい。小さな事をコツコツとやることが、チャンスが来た時に、そのチャンスを活かすことにつながります。チャンスを活かすための準備をしてきたかどうかが大事です。
どうか、あきらめるのではなく、夢を実現するために、頑張ってください。応援しています。
エンディング 松戸市立小金中学校 科学部は2017年、ロボカップ世界大会に出場し、世界一に輝きました。おめでとうございます。
科学部は、ロボットサッカーや自然科学研究にも取り組んでいます。世界大会でのパフォーマンス、サッカー実技を見せていただきました。サッカー、見事ゴールしました。
ぼくの夢、わたしの夢、実現に向けて頑張ってください。応援しています。
松戸市議会女性議員で松戸市立新松戸西小学校に開設されている、東葛飾地区不登校等児童生徒サポートセンターを訪問しました。
県内、スクールソーシャルワーカー(SSW)と相談員が各12名配置されています。東葛飾地区は松戸市立新松戸西小学校と柏市立第1中学校に各1名づつ配置されています。
従来の東葛飾事務所への相談員の派遣やスクールカウンセラーの相談窓口と比べ、各地域で訪問対応がきめ細かに、また、家庭への福祉面の支援ができるようになったことが大きな取り組みの違いであること。
不登校の原因は学校、家庭、本人と、割合はそれぞれのケースで違うが全てが関わっている。今までの教育面だけに加え、待ったなしの福祉のサポートができるようになったことで、全ての要因に対応ができるようになった。
教育は子供たちにとって限られた時間、待ったなしです。このようなサポートセンターの充実は大きな力です。
お話しを聞く中で、課題も見えてきました。課題解決へ、更なるセンターの充実へ取り組んでいきたいと思います。
給食をいただきました。節分の季節行事ー節分豆と恵方巻にちなんで、しそご飯の海苔巻きです。和え物もピーナツが混ざっていました。とても美味しかったです。ごちそうさまでした。