1、子宮頸ガンの最近の状況と第1回目の振り返り 八田 賢明先生
2、コール・リコールシステムの運用と効果について 宮城県対がん協会検診センター
副所長 島田 剛延
3、意見交換および質疑応答
八田先生の講演では、松戸市が先進的な取組をしていること、30代の女性で、発見がたいへん遅かった事例も伺い、さらなる受診への取組が必要であることを実感しました。
島田副所長の講演では、海外での受診率向上への取り組み研究と、宮城県での未受診者への受診勧奨の研究結果をお聞きしました。
海外では、「電話や手紙による検診対象者への勧奨。未受診者への再勧奨」による受診率向上効果が確認され、重要視されている。
宮城県での研究でも、未受診者への個別受診勧奨は有効と考えられた。特に、これまで受診したことがない人たちに対しても有効と思われた。
勧奨の方法を工夫することで、より効果を高められる可能性がある。
研究の内容を聞くと、少しでも受診率向上に、工夫する努力をと強く思いました。