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バックナンバー 2017年 6月

6月定例議会2日目の14日、一番最後に登壇し質問いたしました。
今回は1・受動喫煙対策について 2・道路の自転車レーンについて 3・いじめ対策について 4・性犯罪、性暴力被害者の対策について 5・子育て支援について の5項目についてです。
(質問抜粋)
1・受動喫煙対策については、健康被害と対策について、本市と近隣市の駅前における喫煙対策についてを質問しました。
厚生労働省の報告によると、自らたばこを吸う能動喫煙による日本人の死亡率は、年間13万人と推定されていますが、自分自身はたばこを吸わなくても他の人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙での死亡率は、年間1万5千人に上ると発表されています。
この人数は交通事故で1年間に死亡する人の3倍以上です。妊娠中の影響として、妊婦がたばこを吸っていなくても低出生体重児や、早産のリスク、誕生した赤ちゃんがアトピー性皮膚炎や乳児湿疹になる割合が上昇します。
受動喫煙はもはやマナーの問題ではなく、科学的に有害であることが証明されたことになります。そこで以下お伺いいたします。
(1)受動喫煙における健康被害についての考え、対策について
(2) 本市と近隣市の駅前の喫煙対策について
(答弁抜粋)
(1)受動喫煙防止の取組として、妊娠届けや幼児検診の際に受動喫煙防止や禁煙に対するアドバイスの実施、広報等による普及啓発をしている。今年度からの新しい取組として、禁煙外来マップの作成、肺がん検診時に禁煙希望者には禁煙外来の紹介。市役所通路で普及啓発イベントの開催。「まつど健康マイレージ事業」で禁煙外来受診をマイル付加項目に追加。4月に受動喫煙防止対策の連絡会議を健康福祉部と各部署で行うために設置。
(2)近隣市では柏市、市川市、船橋市では市の設置する喫煙場所はありません。喫煙者、非喫煙者双方が暮らしやすいと感じることができる街づくりのため、喫煙マナー向上の啓発活動を実施。関係各課や条例に基づいた協議会において、指定喫煙場所の撤去を含めた喫煙環境の見直しについて、協議・検討してまいります。
(要望抜粋)
受動喫煙対策を責任をもって行うことで、吸う人も吸わない人も、快適に生活できる住みやすい街づくりができます。そして結果的に、魅力ある街は他市より人を呼び寄せることにつながります。喫煙マナーの向上の啓発活動も引き続き行っていただき、全国で模範となるような受動喫煙対策をよろしくお願いいたします。
(質問抜粋)
2・道路の自転車通行スペースとして、1・車道左端に自転車専用の自転車道を整備する。2・車道に左端に色をつけて自転車専用通行帯とし整備する。3・車道と自転車の通行スペース混在の走行スペースとして、自転車マークを路面表示する。などおもに3つありますが、「自転車活用推進法」が5月1日よりスタートし、それをうけて本市の自転車通行スペースの整備の現状と今後の方向性について伺います。
(答弁抜粋)
H24年11月に国土交通省道路局及び警察庁交通局による「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が策定され、H28年度より松戸市自転車走行空間ネットワーク整備計画に着手。今年度末に松戸市自転車走行空間ネットワーク整備計画を策定し、整備をすすめてまいります。
(要望抜粋)
自転車レーンの整備をすることで、市民のみなさまの安全や事故防止につながるだけでなく、自転車の活用を促進することにもつながり、肥満防止、生活習慣病の改善など健康増進にもつながると期待いたします。市内の主要道路の自転車レーンの、さらなる整備をよろしくお願いいたします。
(質問抜粋)
3・5月23日付けの千葉日報に、柏市がいじめを報告、相談できるスマートフォン用アプリを市内中学校の全生徒に配布し、かつネットいじめを防ぐ授業を行ったと報道されました。この授業ではLINEで誹謗、中傷をうけ、その後現実にもいじめが波及するというビデオを視聴し、生徒が傍観者の立場で、ネットに書き込まれた内容に対して「いじめをやめるように書き込みするか」「傍観者のまま沈黙するか」を議論、発表、意見交換し、自分がどのように行動したらいいかを学習します。
全国的にいじめが深刻化し、昨年の8月には青森県で当時中学2年生の女子生徒がネット上の悪口を苦にして尊い命をたたれています。
年々いじめ問題は深刻化し、学校や保護者に見えない部分でのスマートフォン使用でのいじめが陰湿になっています。
本市においてこのような授業ができないか、いじめ防止に特化したスマートフォン用アプリを市内中学校の全生徒に配布できないか伺います。
(答弁抜粋)
市内各学校でネットトラブルや情報モラルに関する授業を実施している。今年3月にいじめ防止に特化した、「豊かな人間関係づくりプログラム~いじめ防止プログラム編~」を作成し各学校へ配布。児童生徒の発達段階に応じた内容で、1時間の授業や帰りの会で実施可能な指導案例を掲載。また警察や携帯電話会社などに講師を依頼し、安全安心な使用方法、ネットいじめ防止に関する授業を開催。いじめ防止に特化したスマートフォン用アプリは、アプリで直接他人と関わることなく通報や相談ができるという良い点があるが、より人間関係を希薄にしたり、導入時は無料でもその後経費がかかる心配もある。
現在、いじめ電話相談カード、人権リーフレット、豊かな人間関係づくりプログラムの作成や情報モラルに関する教員研修に取り組んでいる。今後もいじめ防止に対して、実効性のある取組を研究し、いじめ防止対策を推進してまいります。
(要望抜粋)
平成25年にいじめ防止対策推進法が施行されたことに伴い、福岡市では毎年、全小中学校の代表児童が参加する「いじめゼロサミット」を開催しています。
取組例として、小学校内にハッピーボックスを設置し、児童が日々学校生活の中で嬉しかったことを記入して投函すると、給食の時間に放送委員が読み上げてくれます。一人の嬉しかったことをみんなの嬉しかったこととして共有します。このように全学年で喜びを共有できる取組を参考にしていただき、いじめの共有ではなく、喜びや嬉しさの共有を児童生徒に経験してほしいと希望いたします。
(質問抜粋)
4・性犯罪、性暴力被害者の方々は心身に大きなダメージをうけており、被害者の多くは誰にも相談出来ず、必要な支援にたどり着くまでに自ら調べていくつもの支援機関等に足を運び、そのたびに自分の身に起こったことを説明し、その課程で相手の心ない言動に傷つけられることも少なくありません。千葉県議会において公明党が2013年、2014年に議会で取り上げワンストップ支援を推進し、6月の補正予算には性犯罪、性暴力被害者支援事業費への補助約1115万円計上。ワンストップ支援が大きく前進しました。2014年4月にNPO法人により千葉県初のワンストップ支援センター、「千葉性暴力被害支援センターちさと」が設立されました、そこでお伺いいたします。
(1)住民に一番近い市が積極的に県との連携を強くすることが必要と考えます。本市のお考えを伺います。
(2)今回の県の補正予算には、広報、啓発物資の作成ももりこまれています。本市において積極的に活用すべきと思いますがお考えを伺います。

(答弁抜粋)
(1)松戸市男女共同参画プランの第4次実施計画の基本施策3では、女性への暴力について性暴力やストーカー行為、DV、子どもへの暴力などの人権侵害を防止するために、「女性に対するあらゆる暴力などを許さない風土を醸成します」とし、子ども家庭相談課においてDV被害者の相談、一時保護、自立支援などを担当し、広報広聴課においては、法律相談など各種相談で支援情報の提供など適切なアドバイスを行うこととしている。犯罪被害者からのご相談をどの課でお受けしても負担感の少ない、スムーズなご案内ができるよう相互の協力、連絡を密にした対応を図っていく。市の各担当課において、県との十分な連携を積極的に図ってまいります。
(2)千葉県環境生活部くらし安全推進課によると、ワンストップ支援センターの具体的な支援内容を紹介する、ポスター、チラシ、リーフレットなどが秋ころをめどに各市町村へ配布予定。本市でも女性センターゆうまつど、各市民センター、保健福祉センターや関係機関の窓口を通し、市民への周知を積極的に活用してまいります。
(要望抜粋)
国の推進している「性犯罪、性暴力のためのワンストップ支援センター」の目的は、被害直後からの総合的な支援を可能なかぎり一箇所で提供する」とあり、その中核には必ず相談センターが存在しています。この一箇所を拠点としながら警察への届け出の促進、市内拠点病院への連絡、状況により弁護士などに連絡するなどして、いち早く対応することで被害者の心身の負担を軽減し、健康の回復、被害の潜在化防止を行うことで、全体をリードする体制になっています。
本市の男女共同参画プラン第4次実施計画書の基本施策4の中には、市の役割として、男女共同参画課が相談、一時保護、自立支援に関する情報を提供しますとあり、その観点からも中核的な役割を担い、一日も早く体制を整備し、ワンストップ支援の窓口を設置していただくことを強く要望するとともに、県と連携し、支援体制強化をお願いいたします。
(質問抜粋)
5・出産の時に家族の支援がなく、病院にいく手段として出産支援タクシーがあります。不安に思ってらっしゃる妊婦さんにどのような情報提供をされているか現状の取組を伺います。
(答弁抜粋)
現在市内では出産支援タクシーはありませんが、出産時におけるさまざまな情報や、相談を市民健康相談室や各保健福祉センターにおける個別相談、ママパパ学級等での情報提供をおこなっている。また本市では妊娠、出産から子育てまで、切れ目のない支援を行っており、今後さらに妊婦さんの声に耳を傾けて、安心して妊娠期を過ごせるように努めてまいります。
(要望抜粋)
静岡県三島市では、H26年に行政のほうから民間タクシー協会に交渉し、サポート体制を整えてこられました。
本市近隣市では柏市、鎌ケ谷市で民間タクシー会社が出産支援タクシーを運営しています。
本市においてもタクシー協会に交渉していただき、妊婦さんが安全安心に移動できるサポート体制の充実をよろしくお願いいたします。

 ここ数日夏日ですが、みなさま体調は大丈夫でしょうか?
地域のかたより、道路補修依頼と、電柱に設置されている一時停止標識が高すぎて気づかないと相談いただき、早速お直しいたしました。
 今後とも地域の皆様が安全安心に生活いただけるよう、頑張ってまいります!

 小金中学校の運動会に参加し、その後江戸川土手のフラワーライン祭りに参加しました。
運動会では暑さに負けない熱気を感じ、フラワーライン祭りではポピーの花が咲き乱れ、日頃よりボランティア活動をしてくださっている、市内の河川愛護団体の方々がテントを出してくださり、お祭りを盛り上げてくださっていました。
改めて日頃よりの活動、本当にありがとうございます!
 また、国土交通省より自然災害体験車がきており、体験してみました。
3D体験用のメガネを着用し、座席につくと約15分のビデオをみながら、台風がきて土石流が発生し、避難するというリアルな疑似体験をします。3Dの画面からは、石や樹木が飛んできて、座席はガクガクゆれて、怖さがリアルに伝わってきました。
土石流とはどんなものか、避難するタイミングなどを学習しました。
 毎年の江戸川土手のフラワーライン祭りは大変に楽しく、有意義です。9月にはコスモス祭りを開催します。
ぜひ多くのご来場をお待ち申し上げます。

@iwasemari
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松戸市 岩瀬麻理