本日一般質問を無事終了いたしました。
今回は4つの質問をいたしました。「以下抜粋」
(松戸市ホームページで議会内容をみることができます、ぜひご覧ください)
1・「新生児の聴覚検査の促進について」
厚生労働省は平成28年3月に、全自治体に新生児聴覚検査の実施にむけた取り組みを促進するよう依頼書を発出しています。
生まれつき聴覚に障害のある先天性難聴は、1000人に1人から2人の割合でいるとされていますが、早めに補聴器をつけ適切な指導を受けることで言語発達の面で効果が得られ、逆に発展が遅れると言葉の発達が遅くなりコミュニケーションに支障をきたす可能性があります。
新生児の聴覚検査は、生後3日以内に専門の機器を用いて、赤ちゃんの脳波を調べたり、かえってくる音によって聴力を調べたりします。
先天性難聴の場合、早めに補聴器をつけることで、言語発達の面での効果が得られます。
出生時における、新生児の聴覚検査の必要性に加え、その費用を市で助成できないか、お訴えしました。
2・「認知症サポーターなどについて」
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目指し、認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現すべく、2015年1月に厚生労働省は新たに新オレンジプランを作成しました。
松戸市では市独自の取り組みとして、街を徘徊する方に声かけする「オレンジ声かけ隊」というサポーターがおられます。
「オレンジ声かけ隊」の中でも、更に研修を受けた方が専門職の方と一緒に活動する、「オレンジ協力員」がおられます。
今後急速に増加が予想される認知症について、松戸市の認知症対策とサポーターの活動の取り組みについて、現状と方向性を伺い、今後は地域で子どもから大人までが合同で行う認知症徘徊模擬訓練や、「オレンジ協力員」の活動の幅を広げていくようお訴えしました!
3・女性特有のがん予防対策の取り組みについて
国で推進する乳がん・子宮頸がん検診の受診率50%の目標に対して、松戸市ではそれぞれ、約30%弱と低い数値です。
女性特有のがんは早期発見であれば、ほぼ100%治ると言われています。
そこで検診の受診率を高めるために、毎年10月のピンクリボン月間に、松戸市で啓発する取り組みを!と訴え、市より松戸まつりなどで啓発活動するとの答弁をいただきました!
4・保育所における育児休業明けの入園予約制度の取り組みについて
平成27年8月28日に女性活躍推進法が国会で成立し、これにより、働く場面で活躍したいという希望をもつ全ての女性がその個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するための大きな一歩になりました。
しかし内閣府によると女性の育児休業取得率は、2008年度には90・6%に達しましたが、2010年度には83・7%と低下しています。
私は女性が育児をしながら活躍できる社会のしくみづくりには産休・育休が大切と考えます。
保護者が育児休暇を安心して取得し、育児に専念できるよう、2016年8月に厚生労働省が認可保育所の入園予約制度を導入する方針を発表したことをうけて、松戸市でも導入できないか、お訴えしました!
全ての女性がその個性と能力を十分に発揮しながら、活躍できる社会のしくみづくりと、待機児童ゼロを今後も推進してまいります!