会期は本日8月31日より9月28日までの29日間です。
今回は「平成29年度松戸市一般会計歳入歳出決算の認定について」をはじめ決算の認定議案が10件、一般議案10件、人事議案2件です。
人事は公平委員会委員と、固定資産評価審査委員会委員の選任をする内容で、この2件は委員会付託を省略し、その場で採決となり全会一致で承認されました。
来週からは市政に関する一般質問が始まります。
私の通告は5番目となり、9月3日午後2時頃の登壇になる予定です。
1.松戸市立総合医療センターの改善について
(1)車いす駐車場の利用について
(2)精算時の水物(消毒用アルコール等)の対応について
(3)駐車場の料金体系等、前回指摘した内容の改善について
2.豪雨対策について
(1)松戸市で3日間に1,000ミリもの降雨があった場合、どのような事が想定されるか。
(2)首都直下型地震が発生し水門が損傷した場合、どのようなことが想定されるか。
(3)下水道の不明水対策について
3.松戸駅東口自転車駐輪場について
老朽化している駐輪場の改修についてどのように考えているのか。
4.松戸市の障がい者雇用率について
中央省庁などで障がい者の雇用率を水増ししていることが明らかになったが、松戸市の状況は。
大きく4点です。 頑張ります。
ちなみに、決算審査にあたり、公明党では、その事業内容について一つ一つ確認しており、連日会議室で数字とにらめっこしています。
8月15日の読売新聞に千葉県内の小中学校普通教室における冷房化率が掲載されました。
松戸市においては100%となっており、その経緯も紹介されています。
記事にある内容について、詳細を述べます。(長文ご容赦下さい)
松戸市では、平成23年度から順次市内の小中学校に冷房装置を設置していく考えでいました。
平成23年3月議会において、冷房装置を設置する予算を含む新年度予算案が審議されている最中、東日本大震災が発生しました。
耐震化がまだ完了していない中で「冷房よりも耐震化が先ではないか」と私たち公明党は考え、冷房装置の予算を耐震化への予算に変更した経緯が有ります。
その後、平成27年度で市内小中学校全ての耐震化が完了しました。
平成28年度より3年かけて市内小学校44校、中学校20校の全ての普通教室に冷房装置を設置する議案が提案されました。
(平成28年度開校の東松戸小学校は冷房装置設置済み)
公明党は「民間資金を活用するPFI方式を導入すれば単年度での設置が可能となるばかりか、経費も大幅に削減できる」と具体的に提案を行いました。
これは単年度にすべての学校に本当に工事をすることが可能か、実際にPFI方式を導入した京都市を視察し、担当者から直接話をお聞きするとともに現地を視察して、十分に可能であると判断したうえでの提案でした。
(私も京都まで日帰りで行ってきました)
その結果、松戸市では公明党が提案したPFI方式を採用し平成28年度ですべての小中学校普通教室に冷房装置の設置が完了するとともに、その費用も約3億円余りが節約できたのです。
もし、市の提案通り3年での設置を実施したとすると、工事は夏休みが中心となることから、28・29・30年度の夏休み中の工事となり、今年7月の猛暑では1/3の小中学校では冷房装置が使用できなかったこととなります。
私たちが提案した具体的な方法により、今年の6月末には梅雨が明け7月から続いた猛暑酷暑の中でも、松戸市の小中学校では、適切な学習環境が維持できたと自負するものです。
また、そのことが先進的事例として新聞でも取り上げられました。
公明党はこれからも市民の目線で、具体的な提案を行ってまいります。
頑張ります!
写真は新聞記事と、公明党松戸市議団で市内中学校に冷房装置の視察に行った時の様子です。
松戸市では、平和事業の一環として、長崎に中学生を派遣する「平和大使長崎派遣」事業を行っています。
市内の中学生22名が8月7日から10日まで長崎に派遣され、きょうはその帰庁報告会が開催されました。
派遣期間中は、9日に行われた長崎での平和記念式典の参加、原爆資料館やピースフォーラム、更には原爆被害者からの語り部、などが行われたようです。
帰庁報告会で中学生たちは、思い思いに感じたことを述べ、今後の活動に決意を込めていました。
特に「対話が大事」「人と人とのつながりが大事」など、中学生とは思えないような発言が目立ち、4日間が充実しており、大きく成長する糧となったようです。
「被爆者からの体験を直接聞ける私たちが最後の世代です。」との発言に、次世代に語り継ぐ責任感を痛切に感じていることが分かりました。
この中学生の皆さんが「平和」について考え、今後の様々な場面で活躍されることを期待しております。
公明党はこの松戸市が実施している「平和大使長崎派遣」事業を推進しています。
写真は中学生たちの活動報告を聞き終わった後に話をする「伊藤教育長」(左)と「本郷谷市長」(右)です。