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松戸市議会9月定例会が来週8月29日に開会します。
 
今週は21日に議案の説明を受け、22日より議員の一般質問通告となり、最終的に31名が通告しました。
 
今回の目玉となる議案は、
23日付新聞各紙で報道があったように、
「松戸伊勢丹のフロア(4階)を松戸市が借りて『まつど市民活動サポートセンター』『文化ホール別館』『旅券事務所』などを設置。フロアなどの賃借料として10年間で約21億円ほどを支出。」
この内容を含んでいる補正予算案です。
 
この内容は、市の施設のために必要な経費ではありますが、「伊勢丹存続のため」との意味合いが強く、費用の支出が適切か、慎重な判断が求められます。
506坪の広さがあり、松戸駅近くで、それぞれの施設を市内各所で借りてもそれなりの賃料は掛かるため、どの程度の賃料であれば適正なのか、年間約2億円が妥当なのか、難しいところです。
 
もし、賃料が一般的な価格より高額であった場合、実質的に伊勢丹の支援費となることから、税金投入の是非について大きな問題となりかねません。 
松戸市内では、北部市場跡地に商業施設が誘致される計画があり、さらに、JRは松戸駅のバリアフリー化工事が完了後に駅ビル建設の計画も発表していることから、今後、松戸は大きく変わっていくことでしょう。そんな中でのこの問題、慎重に判断していきます。

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松戸市 伊東英一
itou-eiichi@jcom.zaq.ne.jp