今日8月29日より松戸市議会9月定例会が開会しました。
今議会での議案は、「平成28年度松戸市一般会計歳入歳出決算」など、平成28年度決算に関係する案件が10件、「平成29年度一般会計補正予算(第2回)」など一般議案12件、人事案件4件です。
人事案件については教育委員会委員の任命、人権擁護委員候補者の推薦(3名)で、委員会付託省略により即採決となり、すべて全会一致で可決しました。
明日からは一般質問が始まります。
私(伊東)は明後日(31日)のトップバッターとして10時より登壇する予定です。
今回の質問内容は
1.豪雨対策について
(1)坂川流域での対策
(2)内水氾濫を想定したハザードマップの作成
(3)下水道の不明水対策
(4)春木川流域の貯留池
(5)稔台交番前の浸水対策
2.松戸駅バリアフリー化工事について
7月14日にJR東日本が発表した内容とこれまで市より受けていた内容が違うが、どうなっているのか。
3.松戸市立総合医療センターへのアクセスについて
八柱駅からのシャトルバスの経路の途中に停留所を作り市民の利便性を向上させる考えはないか
4.陣ヶ前交差点改良の進捗について
施工時期はいつか。
5.チャレンジドオフィスまつどについて
開設より4年が経過したが、その状況と成果は。
8月31日(木)10時から、頑張ります!
前回お知らせした
「松戸伊勢丹のフロア(4階)を松戸市が借りて『まつど市民活動サポートセンター』『文化ホール別館』『旅券事務所』などを設置。フロアなどの賃借料として10年間で約21億円ほどを支出。」
については、会派内で意見交換を行ったところ、メリット・デメリットがそれぞれ噴出、白熱した議論となりました。
まだ、結論を出すに至っていないため、更に会派内での議論を深めてまいります。
決算に関して
公明党では決算内容について連日10人全員で内容の精査をしています。
決算に関する審査は9月13日から行われる予定です。
写真は500ページ以上ある一般会計決算の説明書です。
松戸市議会9月定例会が来週8月29日に開会します。
今週は21日に議案の説明を受け、22日より議員の一般質問通告となり、最終的に31名が通告しました。
今回の目玉となる議案は、
23日付新聞各紙で報道があったように、
「松戸伊勢丹のフロア(4階)を松戸市が借りて『まつど市民活動サポートセンター』『文化ホール別館』『旅券事務所』などを設置。フロアなどの賃借料として10年間で約21億円ほどを支出。」
この内容を含んでいる補正予算案です。
この内容は、市の施設のために必要な経費ではありますが、「伊勢丹存続のため」との意味合いが強く、費用の支出が適切か、慎重な判断が求められます。
506坪の広さがあり、松戸駅近くで、それぞれの施設を市内各所で借りてもそれなりの賃料は掛かるため、どの程度の賃料であれば適正なのか、年間約2億円が妥当なのか、難しいところです。
もし、賃料が一般的な価格より高額であった場合、実質的に伊勢丹の支援費となることから、税金投入の是非について大きな問題となりかねません。
松戸市内では、北部市場跡地に商業施設が誘致される計画があり、さらに、JRは松戸駅のバリアフリー化工事が完了後に駅ビル建設の計画も発表していることから、今後、松戸は大きく変わっていくことでしょう。そんな中でのこの問題、慎重に判断していきます。