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今日(9月3日)、松戸市議会で一般質問に立ちました。
 
私が質問した内容と執行部の答弁は以下の通りです。

 
1.小型家電リサイクル法を活用した障がい者施設への支援について
 廃棄された小型家電の分解作業の試行を3月中旬まで実施したが、試行後の障がい者施設や協力企業の意見はどのようなものがあったのか。
 
 (答弁)→ 障がい者施設での反応は好評で作業したからは「もっと分解したい」などの意見がありました。さらに事業所の反応も好評で実証実験を行った事業所は、「ぜひとも分解作業の委託を受けたい」ととても前向きでありました。今後の課題は、廃棄された小型家電の安定した供給と、工賃アップにどこまで寄与するかが課題となります。委託を受ける3事業所の状況を確認した上で、他の施設への事業展開を検討して参ります。
 
2.路線バスの延伸について
 三矢小台から野菊野団地を経由して松戸駅に向かうバスを中央消防署前交差点より八柱駅に、また、三矢小台から秋山駅を経由して東松戸駅へバスを走らせることが出来ないか。
 
 (答弁)→ 八柱駅へは交通渋滞などによる定時運行の問題があり、東松戸駅へは都市計画道路の整備状況を見て検討してまいります。
 
3.ホームドアの設置について
 松戸駅の改良に合わせて、JRと新京成にホームドア設置の要望をするようにと昨年6月議会で私が訴えたが、その後の交渉内容はどうか。
 (答弁)→ JRは「駅ごとか路線ごとか、検討中」「総合的に判断する」との回答で、具体的にはなっていません。新京成電鉄は階段脇のホーム幅が1.4mしかなくホームドアを設置すると70cm程度の幅しか無く通行に支障があり無理との回答でした。
 
 (伊東)→ 時代の流れはホームドア設置であり、継続的に強く要望していただきたい。
 
4.坂川流域における非常時の対応について
 坂川などの水位表示部には「はん濫注意」「避難判断」などの表示があるが、ここまで水位が上昇した場合、市ではどのような対応をするのか。
 
 (答弁)→ 河川水位はリアルタイムで国土交通省や千葉県のホームページで公表されています。また「避難判断水位」に達した場合には報道機関等により周知します。「避難判断水位」になると県から市長に通知され、市長は雨量や現場の状況などを考慮して「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」を発令します。
 
5.市営水道の各浄水場での非常用電源について
 7月24日に常盤平で発生した停電により浄水場からの給水も停止した。停電から復電までどのような対応をしたのか。
 
 (答弁)→ 停電後速やかに非常用発電機を運転しました。送水ポンプは赤水対策のため、徐々に水圧を上げていかなければなりません。その後、停電が回復し、再度買電によるポンプの運転を行ったため、結果的に停電が発生してから水圧が回復するまで約90分を要しました。
 
6.市役所から送付される手紙の文字サイズについて
 市からの文書は見やすく工夫されているが、国や県が定めている書類には文字が小さいものがある。文字サイズを大きくすることが出来ないか。
 
 (答弁)→ 機会があるごとに関連団体等を通じて国や県などへ要望しております。
 
 
 小型家電リサイクル法を活用した障がい者施設への支援については、実証実験の結果、大きな成果があると証明されましたので、一つのハードルを越えました。次は継続性と工賃向上への貢献度となります。
 障がい者施設で小型家電の分解作業が当たり前となる日まで、頑張ります。

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松戸市 伊東英一
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