menu

昨日(7月7日)、障がい者就労の取り組みについての講演会に参加してきました。

これは、松戸市の障害福祉課、ハローワーク松戸、障がい者就業・生活支援センター ビック・ハート松戸などが参加している

「松戸市地域自立支援協議会 就労支援部会」が主催となって開催されたものです。

 

今回は、二つの会社の取り組みについて紹介されていました。

一社目は、入力作業を主に行う会社で、障害のある方を採用していく、その理念・方針や実際の工夫などが紹介されていました。

二社目は、住宅建設・販売会社で、障がい者雇用率を上げるため新築販売住宅の清掃作業に障がい者を採用し、写真によるその具体的な取り組み方法が紹介されていました。

特にここで働いている、「知的障害B-1」「知的障害B-2」と自己紹介したご本人が参加され、質問形式で通勤方法から作業内容、自分たちの日常生活、会社での仕事方法など、実に詳細に語ってくださいました。このお話は衝撃でした。

また、会社の障がい者採用に当たっての工夫・対応などは、管理者の方がお話しされていました。

この会社の取り組みは素晴らしいものがあります。

多くの会社がこのような取り組みをしていただけると有難いのですが、この会社でも採算性の観点では厳しいとのことで、利益を追求する企業にはまだまだ難しいのかもと感じました。その中でもこの会社が障がい者採用を行っているという事は本当に素晴らしく・有難い限りであります。深く感謝いたします。

 

今回の講演会では、日常では知り得ることができない事が多々あり、本当に勉強となりました。このような場に参加できたことに感謝しています。

 

私の長男が障がい者ですので、これまで障害を持つ親の視線からのみで考えていましたが、議員となってから本当に私の視点が狭かったことに気付かされ、障がい者対策にどのような視線から取り組むべきか、日々考えている状態です。 

障害の大別でも、知的、精神的、肢体、と全く違う3種類があり、それぞれの中にも程度の違いによるさまざまな状態があります。

一言で全部を大くくりにすること自体に無理があるのかもと考えています。

その中で、公明党も様々な視点から障がい者支援を検討しており、6月議会においては渡辺議員が障がい者の就労問題について質問しています。

私はまだまだ未熟者で、何をどのように取り組むべきか見出せないでいます。が、さらに勉強を重ねこの問題に積極的に取り組みます。

 

障害福祉課の皆さんをはじめ、各団体の皆様より、ご指導をいただく事が多々あると思いますが、その節はよろしくお願い致します。

コメントは受付けていません。

Twitter
Twitter
ブログバックナンバー
サイト管理者
松戸市 伊東英一
itou-eiichi@jcom.zaq.ne.jp