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バックナンバー 2012年 7月

昨日(7月24日)鎌ヶ谷市で行われた「脳脊髄液減少症を理解しよう」の講演会に参加してきました。

 

主な内容は

1.主催者挨拶

2.来賓挨拶

3.体験発表

  脳脊髄液減少症だった2名の方の体験発表

4.講演 脳脊髄液減少症について

  山王病院 脳神経外科副部長 高橋浩一 先生

5.質疑応答

6.脳脊髄液減少症のマンガについて

7.主催者挨拶

 

特に、お子さんの体験発表は素晴らしく、生の声がそのまま響いてきました。

 

講演では高橋先生の様々な角度からのお話があり、私の記憶に残ったものを列記します。

①脳脊髄液減少症とは脳脊髄液が減少する事により、大脳や小脳が下がり、脳と頭蓋骨を繋いでいる神経や血管が引っ張られ、脳の機能が低下するため様々な症状が出る病気です。

②転倒、落下、交通事故など外傷性により、脊髄より髄液が漏れることにより発症する。

③医師がこの症例の認識が薄かったり知らなかったりするため、この疾患に結びつかない。

④症状は、頭痛から始まり、めまい、視力低下、動機、ふらつき、息苦しさ、腰痛、しびれ、思考力低下、うつ、などなど様々です。

⑤予防法は早期発見・早期治療が大切。水分をとり安静にする事。

⑥ブラッドパッチ治療法が有効。脊髄液の漏れている付近に自分の血液を注入し、血液が凝固する性質を利用して漏れを防ぐ。

⑦周囲の配慮が大切。

⑧不登校児の中にも多くの「脳脊髄減少症」の子がいると推測される。

 

この病気は地元のお医者さんでも認識が薄い事から早期発見ができない現状のようです。

また、不登校児の中にもこの病気の子がいる事が推測されるとの事から、この対策が急務です。

とても勉強になりました。

 

6月に引き続き千駄堀について追加資料の検討を行うため、本日委員会が開催されました。

 

委員会に提出された資料の中で、「紙敷(東松戸駅前)に建設予定の費用」と「千駄堀の場合の費用」が比較表として提出されました。

 

この内容を掲載します。

 

1.用地費

    紙敷  27億5588万円(1万1千㎡購入)    千駄堀 2億3295万円(6万㎡借地料4年間分)

2.建設費

    紙敷 154億8000万円      千駄堀 117億 720万円

3.設計・監理委託費

    紙敷   6億2650万円      千駄堀   4億5567万円

4.諸雑費(移設費用等)

    紙敷   6億6460万円      千駄堀   2億6800万円

5.文化財調査費

    紙敷   0円             千駄堀   1億2000万円

6.その他

    紙敷  61億3790万円      千駄堀   0円

7.事業外経費

    紙敷   0円             千駄堀  27億4000万円

合計

    紙敷 256億6490万円      千駄堀 155億2326万円

    (端数切り捨てのため、合計金額が合いません)

 

執行部より100億円以上の経費削減ができるとの説明でしたが、同一基準で取り扱っていないため比較する事自体が間違いな点が多々あります。例えば、

①用地費用。紙敷は購入であるのに対して千駄堀は4年間の借地料のみ計上。

②建設費。㎡単価を紙敷は30万円で計算しているが、千駄堀は24万円で計算。

③諸雑費。現市立病院1号館解体費を紙敷では計上しているが、千駄堀は計上されていない。

④その他。健診センターなどを併設するため紙敷はこの費用を計上しているが、千駄堀は計上されていない。

 

これらの事から、千駄堀が100億円安く建設できるというのは大きな間違いです。

今回、経費の内訳内容が比較表の上で明らかになった事から、今後の費用についてある程度の推測ができる事となりました。

 

これらを踏まえて、最終判断をする事となりそうです。

次の委員会も早い時期に開催する意向が、委員長より表明されています。開催時期が決まり次第お知らせします。

本日(7月14日)、「平成24年度松戸市消防団夏季特別訓練大会」が行われました。

競技の内容は「ポンプ車操法」と「小型ポンプ操法」の2種類です。消防団には多くの市議会議員も参加しており、今回の協議にも多くの議員が参加しています。市議が参加しているのはすべて「小型ポンプ操法」です。

 

会派を超えてその活躍ぶりを紹介させていただきます。

 

初めに公明党を代表して高橋伸之議員です。

高橋議員は八ヶ崎方面隊第24分団に所属し、吸管補助員として参加しています。右写真の「補」のゼッケンをつけているのが高橋議員です。

 

 

水槽脇でホースを抑えているのが高橋議員です。

 

 

 

 

 

 

高橋議員が押さえていたので、見事に水を吸い上げ放水していました。

(旗の後ろにホースを持っている方がいるのですが、私の席からは写せませんでした。)

 

 

 

続いて、杉山由祥議員です。

杉山議員は馬橋方面隊第12分団に所属し、今日は第2班で「2番員」として参加されていました。ゼッケン「2」が杉山議員です。

 

 

 

 

 

「2番員」は20mのホース3本分を2往復全力で走っており、暑い中かなりきつかったのではないかと思います。

ご苦労様でした。 

 

 

 

 

次は、岩堀研嗣議員と渋谷剛士議員です。

お二人は小金方面隊第15分隊に所属し、岩堀議員は「2番員」として、渋谷議員は「3番員」として参加されていました。ゼッケン「2」が岩堀議員、「3」が渋谷議員です。

 

 

 

 

 

放水前の準備に動いているお二人です。

 

 

 

 

 

次は関根ジロー議員です。

関根議員は中央方面隊第2分団に所属し、「2番員」として参加しています。

写真奥に整列しているのが第2分団の皆さんです。

今回の大会では、2番員として参加している議員が多かったですね。

2番員は走る距離が長く大変だったと思います。

 

 

 

 

関根議員も全力疾走しています。

 

 

 

 

 

時間の都合から、最後の表彰式までいることはできませんでした。

もしかすると入賞されている方もいるのではないかと思います。そこまで記載できず申し訳ありません。 

 

今回は、消防団に所属している市議会議員をご紹介しましたが、これ以外にも多くの消防団の方々が参加されております。この方々がいるおかげで私たち市民が日常の生活を安心しておくれる事は、まぎれもない事実です。これからも技術の鍛錬をされると共に、今後とも市民の安全を守っていただきますようお願い申し上げます。

 

参加された皆様、準備や会場運営の裏方として働いていただいた皆様、関係各位の皆様、本当にご苦労様でした。

日(7月11日)、消防司令室を視察してきました。

これは、高齢者の緊急情報システムについて、どのように運営され司令員の方々からどのような指示が現場の方に行われるのかの調査のためです。

高齢者の通報システムでは、登録しておけば、ご自分の病気やかかりつけ医、家庭状況などが一目で分かるようになっています。

また、通報が入電された時点でその場所が大きなスクリーンに映し出され、電話でやりとりしているか体外の方々でも情報が共有できるなど、最新の設備が導入されています。これらのシステムをしっかり活用していただきたいと思います。

 

高齢者対策と消防との連携は素晴らしいと思います。頑張ってください。

 

あわせて、119番通報時の対応についても説明をいただきました。

説明の最中、交通事故の119番通報が入りました。入った瞬間に全体の大きなモニターがその通報されている方がいる場所の地図が表示され、どこが当該場所なのかすぐに分かります。固定電話ではその住所が、携帯電話のGPS機能付きでは、その位置情報が入力されるそうです。

また、通報している最中に救急車には通報指令を出し、移動しながら必要な情報を伝えるそうです。

つい数ヶ月ほど前、私も交通事故をも目撃し、119番通報をしました。このとき、一時でも早く救急車を出動させてほしいと思いつつ、場所の説明から負傷者の状況、事故の状況、などについて説明しました。説明後に救急車が出動するのかと思っていましたが、場所が分かればすぐに出動命令が発令され、その後移動している車両に通報内容の詳細が伝えられるそうです。

松戸市の安全のため、消防のこれらの活動に期待しております。

 

 

 

 

今年より始まった松戸市の介護ボランティア制度について、昨日(7月10日)の説明会に参加してきました。

これは、松戸市内在住の方で65歳以上の健康な方が、介護施設などにボランティアに行かれた場合にポイントを付与し、そのポイント数に応じて年度末に現金に返還する事ができる、という制度です。

65歳以上の健康な方が、他の方に尽くす事により、相手の方のためになると共に、ご自分の健康を維持していく事を目的としています。

今年度より始まった制度です。順調に制度運営される事を期待し応援しています。

 

ご説明いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。これからの益々のご活躍を期待しております。

昨日(7月7日)、障がい者就労の取り組みについての講演会に参加してきました。

これは、松戸市の障害福祉課、ハローワーク松戸、障がい者就業・生活支援センター ビック・ハート松戸などが参加している

「松戸市地域自立支援協議会 就労支援部会」が主催となって開催されたものです。

 

今回は、二つの会社の取り組みについて紹介されていました。

一社目は、入力作業を主に行う会社で、障害のある方を採用していく、その理念・方針や実際の工夫などが紹介されていました。

二社目は、住宅建設・販売会社で、障がい者雇用率を上げるため新築販売住宅の清掃作業に障がい者を採用し、写真によるその具体的な取り組み方法が紹介されていました。

特にここで働いている、「知的障害B-1」「知的障害B-2」と自己紹介したご本人が参加され、質問形式で通勤方法から作業内容、自分たちの日常生活、会社での仕事方法など、実に詳細に語ってくださいました。このお話は衝撃でした。

また、会社の障がい者採用に当たっての工夫・対応などは、管理者の方がお話しされていました。

この会社の取り組みは素晴らしいものがあります。

多くの会社がこのような取り組みをしていただけると有難いのですが、この会社でも採算性の観点では厳しいとのことで、利益を追求する企業にはまだまだ難しいのかもと感じました。その中でもこの会社が障がい者採用を行っているという事は本当に素晴らしく・有難い限りであります。深く感謝いたします。

 

今回の講演会では、日常では知り得ることができない事が多々あり、本当に勉強となりました。このような場に参加できたことに感謝しています。

 

私の長男が障がい者ですので、これまで障害を持つ親の視線からのみで考えていましたが、議員となってから本当に私の視点が狭かったことに気付かされ、障がい者対策にどのような視線から取り組むべきか、日々考えている状態です。 

障害の大別でも、知的、精神的、肢体、と全く違う3種類があり、それぞれの中にも程度の違いによるさまざまな状態があります。

一言で全部を大くくりにすること自体に無理があるのかもと考えています。

その中で、公明党も様々な視点から障がい者支援を検討しており、6月議会においては渡辺議員が障がい者の就労問題について質問しています。

私はまだまだ未熟者で、何をどのように取り組むべきか見出せないでいます。が、さらに勉強を重ねこの問題に積極的に取り組みます。

 

障害福祉課の皆さんをはじめ、各団体の皆様より、ご指導をいただく事が多々あると思いますが、その節はよろしくお願い致します。

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松戸市 伊東英一
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