今日(5月28日)、公明党の8名で、旭市にある旭中央病院の視察に行ってきました。
総病床数956床、約1900名の医療関係者が働いております。
医療圏は半径30km、千葉県東部から茨城県南部までの広域にわたる、重要な医療機関です。
1400台ある駐車場は、常に満車状態で多くの方が利用されていることがわかります。
昨年5月に開院。東日本大震災の時は会員前の準備でスタッフの方が働いていたそうですが、免震構造のため地震に気づかず、周りの様子から地震を知ったそうです。
この旭市でも津波により亡くなられた方がおられます。ご冥福をお祈りいたします。
全体としてとてもきれいで広々しており、入院されている方の食料を3日分確保していること、非常用発電設備により約3日分の電力も確保できることにビックリしました。
右の写真は3日分の食料を保管している大きな冷蔵庫内の様子です。
大きなトレイごと冷蔵庫に保管されており、3日前に作ったものを出していくシステムだそうです。
右の写真は免震構造部です。中央部分はゴムになっており触ってみるととてもやわらかかったです。
松戸市立病院でもぜひこのような免震構造を採用してほしいものです。
全てにおいて最新技術を取り入れているという印象でした。
これまで横に長い動線だったものに、縦の動線(エレベータ)を採用することにより、機能的な配置にすることができたそうです。
1階受付は広々としたガラスと吹き抜けにより、開放感あふれるデザインとなっています。(患者さんがいらしたので写真を撮れませんでした)
また、経営状態も黒字とのこと。ビックリです。
松戸市立病院と一概に比較することはできませんが、東葛医療圏を担う病院として市民や多くの利用者の方々が安心できる病院を建設していかなければなりません。
今日の経験を生かし、松戸市立病院の建設に活かしてまいります。
最後になりましたが、ご案内いただいた旭中央病院の皆様、旭市議会議長様、議会事務局の皆様、本当にご丁寧にご案内いただきありがとうございました。今日の視察を今後の議会活動(松戸市立病院建設)に活かしてまいります。
ここは、国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所 松戸出張所の所管となるそうです。
所管施設の説明に始まり、坂川流域の洪水の歴史、北千葉導水路の状況、降雨時(出水時)の対応、ポンプの補修写真、ふれあい松戸川、などの説明をいただきました。
1.ポンプ能力
口径3300ミリ × 揚水能力25m3/s × 2台、
口径4600ミリ × 揚水能力50m3/s × 1台、
3台ともディーゼルエンジン
3.運転方法・頻度
江戸川の水位が上がると水門を閉め、この時に坂川の水位が上がるとポンプを運転する。
近年では年間で5・6回の運転頻度である。
4.遠方から当機場を操作できるのか
できない。吸い込み河川や吐出ゲートなどを目視で確認し、機側で運転を行っている。
津波対策は見直しをしている。東京湾への津波高が5mと予想されているが、堤防高が約10mあるため、河川を逆流してくる津波に関しては心配ない。ただし、5mもの津波がくる時にはその直前に大地震が発生しており、大地震の影響により堤防の損傷などがあった場合には被害の発生も予想される。
高潮に関しては、松戸市内の江戸川には影響はない。(心配はない)
6.職員の配置状況
平日昼間9名、夜間は無人、このため、夜間に水門操作やポンプ運転などが必要となる場合は職員が出勤して対応している。
処理能力:2.5m3/s、処理方法:礫間接触、
現在では半分の水量で処理を行っている。
8.北千葉導水事業
5月18日に発生した、浄水場でのホルムアルデヒド問題について、北千葉導水事業での水運用を活用。
今回の汚染は利根川の支流、烏川から有機物質が流されたと考えられています。利根川は江戸川と分流した後、鬼怒川と小貝川が流れ込みます。この水は水源が違いますので汚染されていません。このきれいな水と合流した下流部で、北千葉導水事業の水を取水するため、この水を江戸川に流すことにより汚染濃度の低い水を流せることとなるため、昨日(5月23日)まで、この北千葉導水路を活用していたそうです。
これらの施設は私たち市民の日常生活に密接に関わっている重要な施設でありながら、市民に知られることなく働いています。まさに縁の下の力持ちです。
最後になりましたが、ご案内いただいた所長さんを初め、係員の方々のご丁寧な対応や説明、大変にありがとうございました。とても分かり易く、よく理解することができました。皆様の益々のご活躍を期待しております。
今朝(5月21日)は金環日食です。6時台は晴れていましたが、7時ごろより雲が厚くなり、肉眼でも目を傷めずに見れる程度までになってしまいましたが、金環日食のその時を見ることができました。素晴らしいです。
みなさんは、ご覧になりましたか?
太陽が右上から欠け始めた状態です。
太陽の大部分が隠れています。
太陽と月が完全に重なって太陽の光がリング状になっています。
まさに「金環日食」です。
雲が厚くフィルターを通さなくても写真が撮れました。
月が太陽の左側に移動していきます。
これ以降は雲が厚くなり、太陽の状態を見ることができなくなってしまいました。
金環日食のその時を見ることができてラッキーでした。
松戸市とホワイトホース市(前ボックスヒル市)が姉妹都市を提携して40周年(正式には今年で41周年)となる記念式典が、松戸市の本会議場で行われました。
式典では初めに、和名ヶ谷中学校吹奏楽部による演奏が行われました。
続いて、本郷谷市長、田居議長、の挨拶があり、
ホワイトホース市側からは、ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使、マーク・レーン市長、ピーター・スミスCEO代理、トム・ソープ松戸市特別名誉市民挨拶と続きました。
その後、松戸名誉市民紹介、松戸市特別名誉市民表彰、メッセージ交換、姉妹都市宣言及び調印、が行われました。
式典は、スタートが和名ヶ谷中学校の素晴らしい演奏から始まったおかげもあり、終始和やかなムードで行われました。
松戸市名誉市民である山崎直子さんも参加されておりました。
世界平和と言っても、このような小さな交流の積み重ねが重要であると再認識させられました。
私の席からの写真では和名ヶ谷中学校の皆さんの背中しか撮れていないのが残念です。
式典の後、会場を松戸ビルディング20階のフロアに移してティーパーティーが行われ、英語の話せない私も交流に参加しました。
見晴らしの良い会場であったため、江戸川や松戸駅を見ながら説明し、カタコトの英単語を並べただけの会話でしたが、意外と通じました。正直ドキドキでした。
挨拶する本郷谷市長
田居議長
ブルース・ミラー駐日オーストラリア大使
大使は駐日されていることから日本語が非常にお上手で、日本語と英語を交互に話され国籍に関係なく聴衆の全員を引きつけておられました。
私からみると、母国語以外の言葉を話せるって素晴らしいです。
マーク・レーン市長
ピーター・スミスCEO代理
トム・ソープ松戸市特別名誉市民
松戸市特別名誉市民表彰を受賞する皆さん
姉妹都市宣言の調印書
松戸ビルから見た松戸市南側
右側が江戸川、左には常磐線。中央遠方には東京スカイツリーが見えます。
ティーパーティーで乾杯の発声を行う山沢副議長
積極的に交流を図る高橋議員(左側)
ホワイトホース市の方々と積極的に交流する公明党市議団
ボックスヒルの名称だったビルが無くなってしまい、残念がっていました。
市内の説明をしている矢部議員(右側)
今日(5月10日)、臨時議会が開会されました。
これは、現在の市立病院1号館及び東松戸病院6号館の耐震性が低いため、補強を行う工事をするために補正予算が提案されたものです。
これまで、病院建設検討特別委員会において、公明党の石川議員が常日頃言っていた「新市立病院の建て替え問題が決着しても、その完成までには何年もかかることから、現市立病院の耐震性を高める対応を早急にしなければならない」と声高に叫んでいた事に対して、執行部側が重い腰を上げました。
具体的にはSRF工法により柱の強度を増し、地震時の倒壊を防ぐというものです。
簡単に言うと柱に包帯を巻いて崩れにくくするという事でしょうか。
今日の議会では、全会一致で可決成立しました。今年度中には工事が完了する見込みとのことです。
早急に完了して、病院の信頼性が向上することを期待するものです。
6月には市立病院の移転先が千駄堀で可能かどうかの結論が出る見込みです。