本日(2月14日)、病院建設検討特別委員会が開催されました。
執行部側から説明があった内容は以下の通りです。
1.紙敷65・66街区の跡地活用の明確な将来展望について
→ 研究会を設置して土地活用策を検討する。具体例としては①行政サービス関係施設、②子育て支援施設、③教育・文化関係施設、④公官署、⑤飲食店舗、などが予想できる。
2.千駄堀のまちづくりの将来展望について
→ 既存のバス路線の延長・変更などや、都市計画道路の整備状況について説明。
3.現時点での総事業費と工期について
→ 総事業費163.6億円、 工期5年11ヶ月。
4.今後の業務について
→ 用地測量等業務(用地測量など)、 基本計画調査業務
それぞれ、委託により専門的な調査をする。
5.既存市立病院1号館の耐震対策について
具体的な工法により説明あり。比較的安価で工期も6ヶ月程度での施工が可能。
2番について、松戸-松戸高校 のバス路線を千駄堀の病院まで延長する、馬橋-常磐平 間の路線を経路変更し、千駄堀の病院を通るようにする。などが示されました。
また、上本郷駅から病院まで、コミュニティーバスを運行できないか検討する、との事です。上本郷駅は駅前ロータリーがあることから検討する事になったようです。
4番について、23年度補正予算により実施していきたいとの説明でした。補正予算での提案については委員会で了承され、3月議会において具体的になることと思います。
5番について、どの程度まで施工するかは別にして、1号館の耐震対策を施すことは全会一致で賛成されました。今後、どの程度まで行っていくかの協議が行われることになります。1号館の耐震対策は急がれることから、3月の補正予算に計上されればいいのですが・・・、今日からでは期間が短く、事務作業が間に合わないかも知れませんね。
1月19日、我が党の高橋議員と富里にある千葉県動物愛護センターへ視察に行ってきました。
(ブログを公開したつもりでいましたが、操作ミスで公開されていませんでした。申し訳ありません)
今回は、高橋議員が「地域ネコ」について以前の議会で質問し、継続して地域の方々と相談されながら今後の活動について検討されていることから、私も勉強のために同行したものです。
動物愛護センターの主な業務は以下の通りです。
・動物愛護普及事業
・動物による危害・被害防止事業
業務実績
・犬関係
平成13年度 返還頭数467頭 希望者への譲渡202頭 致死処分頭数11488頭
平成22年度 返還頭数434頭 希望者への譲渡1324頭 致死処分頭数1961頭
平成13年度 返還頭数2頭 希望者への譲渡36頭 致死処分頭数11848頭
平成22年度 返還頭数11頭 希望者への譲渡625頭 致死処分頭数5042頭
致死処分頭数が10年前より大幅に減少しています。これは動物愛護普及活動による効果の現れのようです。
返還頭数や希望者への譲渡数が犬とネコでは犬の方が圧倒的に多いのは、犬は人間になつき易いが、ネコは成長すると人間にはなつかなくなるため、返還頭数・譲渡数が少ないとのことでした。
私が子どもの頃は野良犬を町中でよく見かけましたが、最近では見かけなくなっています。これもセンターの活動のたまものです。残念ながら野良ネコは市内でもまだ多い気がします。
この野良犬と野良ネコの状況の違いについてお伺いしたところ、犬は狂犬病予防の観点から法整備ができているが、ネコは法整備ができていないとのこと、これにより対応も変わってくるそうです。
たとえば、犬はリードに付けることが法で決められていますが、ネコにはありません。
(散歩しているとき、犬を放されている方をたまに見かけますが、これは違反となるそうです)
犬とネコの対応の違いは、法整備ができているかどうかの違いのようです。
殺処分される前の犬を見てきましたが、何とも悲しい顔をしていたのが目に焼き付いています。
すべては飼い主であった人間が悪いのに・・。
最後になりましたが、ご丁寧にご説明いただいた所長さん、施設内を細かくご案内いただいた次長さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。教えていただいたことを今後の議会活動に活かして参ります。