10月12・13日と、市議会議長会研究フォーラムに参加してきました。
青森市で開催され、初めて青森県の地を踏みました。
1 「二元代表制と地方議会改革」
講演: 増田 寛也 氏(元総務大臣・野村総合研究所顧問・東京大学公共政策大学院客員教授)
2 「地方議会と直接民主主義について」 【パネルディスカッション】
コーディネーター: 新藤 宗幸 氏((財)東京市政調査会研究担当常務理事)
パネリスト: 宇賀 克也 氏(東京大学法学部教授)
金井 利之 氏(東京大学公共政策大学院教授)
青山 彰久 氏(読売新聞東京本社編集委員)
花田 明仁 氏(青森市議会議長)
コーディネーター: 牛山 久仁彦 氏(明治大学政治経済学部教授)
報告者: 佐々木 勇一 氏(帯広市議会副議長)
玉川 喜一郎 氏(越前市議会議員)
安本 美栄子 氏(伊賀市議会議長)
池田 恵一 氏(京丹後市議会議長)
最初の増田氏の話は、レジメに入る前に震災の状況について多くを語られ、国の被災地支援対策ができていないと、様々な角度から話されていました。
災害対策について非常に重要であることと、事前に想定できるかどうか、また臨機応変な判断と対応ができるかどうかが問われているとのことです。
また、名古屋市や鹿児島県の阿久根市を例にして、首長と議会の関係など、また、今後の議会改革など、考えさせられました。
劇場型が注目されるが劇場型は本当に市民のためになっているのか疑問である。
阿久根市のような市長が出てきてしまう背景に、市民の不信がある。これを日常的に議会報告するなどしていかなければならない。
特に市民から見ると、議会(議員)が何をしているのか分からない、説明できていないとのことで、私が日常悩んでいることを改めて問われる結果となりました。
次のディスカッションでは、様々な「議会不信」 → 議員定数削減、議員報酬・政務調査費削減、議員活動への監視、議会廃止、などへつながっていく。
経済の衰退が地方財政の緊縮化と公共サービスの縮小をもたらし、それがねたみと対立を生み、対立と苛立ちをバネに多様な意見に耳を傾けない政治家を誕生させる。
議会は「自己決定」「自己責任」の原則
これらのことは、考えされられることばかりで、ともかく今の私には「勉強して自分の考えをしっかり持ち、多種多様な考えに対して自分はこうです。と主張できるようにならなければならない。」と、強い認識を持ちました。
3つ目の議会基本条例の件では、議会基本条例を制定しているそれぞれの市では
「1問1答」「反問権」「議会報告会」を行っていることです。
松戸市では議会基本条例を制定したときに議論(検討)されたそうですが、デメリットもあるため見送られた経緯があるとのことです。
今後の課題となるのではないでしょうか。
最後の写真は、路上で見かけ電話ボックスです。松戸市内でも電話ボックス自体を見かけなくなったことと、降雪対策なのか数段高くなっているのに目が引かれました。
今日(10月5日)は、表記の集まりに参加してきました。
これはつくし養護学校に通っている長男を通して、学校側より保護者に参加希望の方へとのことでご案内いただいたものです。ですので、議員としての参加ではなく、障害者を持つ父として参加してきました。
ただし、将来的には議員活動につなげたいと思っており、現状の認識と各作業所におけるご苦労など、私自身の勉強の意味合いを強く意識してのものです。
主催者の方々には準備など様々なご苦労をいただきありがとうございました。
主な内容は
1.各施設の現状
・地域活動支援センター「ぱれっと」
・地域活動支援センター「ほくと」
・地域活動支援センター「ハピネス馬橋」
2.障害者就労・生活支援センター ビッグ・ハート松戸について
各施設の立ち上げ経緯とその経過及び現状、さらに今後の課題について説明を受けました。
各施設の詳細な内容は割愛しますが、私も自身の子供を通しての視点でしか知見を持ち合わせていないため、もっともっと勉強をしないといけないと実感しています。
今日、ご紹介をいただいた各施設やその他の施設、関係者の方々との対話が重要であると強く認識していますので、早速行動に移していきたいと思っています。
頑張ります。