今夜は町会の盆踊りです。
天候が心配でしたが雨が降ることなく、また、暑くもなく最適な環境で実施でき、本当に良かったです。
当初、町会長より「自粛ムードが高まっているが・・」と3月下旬にお話をいただきましたが、自粛せずに実施する方向で検討してはいかがでしょうか、とお話しました。
節電の関係で例年より1時間早く開始し1時間早く終了するという、節電時間で実施となりました。
婦人の方々を中心にした踊りの輪に入れていただき、解らないながらも身振り手振りで踊り(真似をし)、楽しむことができました。
5曲も踊るとさすがにバテてきますね。日常では体を動かさないだけに、貴重な時間でした。
ご指導いただいたご婦人の皆様、本当にありがとうございました。また、町会長を初め実行委員長、各役員の方々、大変にご苦労さまでした。明日もありますが、よろしくお願いします。
明日も必ず参加します。
(明日は柏の市議選告示日で、立候補の届出に行きます。)
本日(22日)、病院建設検討委員会が開催されました。
議員は6月30日に提案され執行部側が⑥案⑦案で検討すると言ったことに対して、各会派ごとに疑問点を用意し事前に執行部に回答を得るということから始まりました。
(6月30日に提案された内容はこのホームページ内の「松戸市立病院の整備構想案(市長案)」を参照してください。)
と、ところが、市長から「⑥案⑦案には固執しない」と発言があり、委員会の中が騒然となりました。要は市長が前言を翻したのです。
副委員長がわざわざ市長発言の内容を再確認したほどです。
その後、噛み合わない議論をしていくうち、①~⑤案で検討してもかまわないが、予算が厳しいため150億円に押さえることができれば、との条件付きであったことが解ってきました。
公明党の石川議員より、「市長のマニュフェストにも固執しないと解釈していいのか」との問いに「固執しない」と回答。
ほほぅ、と感心したものの、「この市長は嘘つきだから前言を平気で撤回してくる」との思いが頭をよぎりました。
結局の所、これまで「現地建て替え」を前面に出してきた市長が、「現地建て替えには固執しない」と「財政上の理由から150億円までしか支出できない。」と柔軟姿勢を見せると共に、最もらしい市民が納得しそうな理由を付け、表面上は方針転換したのです。しかしその腹の内では、移転建て替えを詳細に検討させても150億円ではできないため、結局のところは現地建て替え案に収まる。との腹づもりであることがよく解りました。
方向性が決定するまでには、まだ時間がかかりそうです。
議論の最中「現地建て替えではお医者さんがやめていってしまう」との委員の発言に対し、傍聴していた市長派と思える方々の会話に「やめたければやめればいい。医者なんかたくさんいる。医療関係者のために病院を作るんじゃない」と話していた方がいました。
この考え方はものすごく危険です。病院を崩壊に追い込みます。
確かに病院は市民のためにあるのであって医療従事者の方々のためにあるものではありません。しかし、医療従事者の方々がいなければ病院が成り立たないのも事実です。お医者さんが来ないために病院が閉院に追い込まれた事例は県内にもあります。市民のために必要な病院を作るのですが、それはまた医療従事者の方々からも魅力的な病院でなければならないと言うことです。
「千葉西病院や新東京病院があるから、高額な建設費用が必要となるなら松戸市立病院はいらない」と先ほどの方々は話していました。しかし、松戸市立病院が3次救急を担っているから千葉西病院や新東京病院がそれぞれの役目を果たせるのです。千葉西病院や新東京病院は2次救急です。
そのような議論の前に、市長が「信用できない」ことが一番の問題ではないでしょうか。6月の本会議で「答申案を尊重する」と複数の議員からの質問に対して返答しているにもかかわらず、6月30日の委員会では現地建て替えの⑥⑦案でいく、と言い切り、かつ、提案権は執行部側にあり、議会側からの提案は受け入れない、と解釈できる発言までありました。
「嘘つき」は泥棒の始まりです。子供でも知っています。本会議で発言している事と、やっている事(提案してくる事)が違うなんて「嘘つき」以外の何者でもないでしょう。
そもそも市長は、「64億円、工期2年半」で当選したのです。⑥案ですら「150億円、工期8年」です。これを「嘘つき」と言わずに何というのでしょう。
信頼を失った人の言うことは信用できません。今日の議会で発言したことが次の議会では違うこという可能性があるからです。
信頼のない市長では、まとまる事もまとまりません。
本当にため息しか出なくなりました。
いや、市民の方々のために、未来ある子供たちのために、「私たちは胸を張って素晴らしい病院を作ったよ」と言えるよう頑張ります。
(文字ばかりのつまらないブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。)
久々の更新です。しばらくの間、更新ができず申し訳ありませんでした。
昨日(20日)と今日(21日)で、宮崎市の地域コミュニティと延岡市の自治体クラウドについて勉強してきました。
宮崎市及び延岡市の担当の皆様には、お忙しい中ご丁寧な説明やご案内をいただき、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼させていただきます。
宮崎市では地域コミュニティを実施しています。
地域コミュニティとは、松戸で言うと支所もしくは中学校区ごとに地域の関係者が集まり、それぞれの課題に取り組むというものです。
例えば、子供の通学の見守りをある町会では実施しても、隣の町会で実施しない場合同じ学区内でもバラツキが出ることになります。これを学区(支所)単位で行えばバラツキが無くなるというものです。
防犯灯の管理も行うなど、松戸では町会が担っているものを地域で取り組むというイメージで、その必要経費は市より予算を交付するというものです。
成果を上げていることは注目すべき点ですが、町会と市の中間に位置することから、内容によっては二重行政になることも危惧されます。
「地域とは・・・」と考えさせられる内容でした。
写真は宮崎市議会の議場を拝見させていただいたときのものです。
議場ではスライドなどが映写できるようスクリーンも用意されていました。
自治体クラウドとは、各自治体が個別に持っているコンピュータシステムを共通化し、経費削減を図っていくというものです。
住民票の発行や市民税の徴収など、各自治体で行っていることは共通事項が多いにもかかわらず、市や町ごとに個別に対応しているのが現状です。これを共通化して費用削減を図るという事を、総務省が中心となり実施するための実証実験に延岡市が手を挙げました。
延岡市では、これまでの経費が3割削減できるなど、大きな成果が上がっています。
担当されている課長さんのクラウドにかける熱意と、その課長さんを信頼し実現に向けてトップダウンの判断をされている市長さんが素晴らしいと思いました。
新しい事を始めるためには、市役所役内においてはものすごい摩擦があることと思いますが、トップダウンにより意志決定され、市役所内が一つとなって取り組んでいることがよくわかりました。
松戸市でもぜひ取り組んでほしいと思います。が・・トップダウンで変な方向に行こうとしている現在の松戸市では、期待できないですかねぇ。
写真は説明を受けるている公明党の城所、織原、石川、伊東の各議員です。
昨日(7月7日)午後より今日(7月8日)にかけて、幕張にある市町村アカデミーで行われた「市町村議会議員特別セミナー」に参加してきました。内容を簡単に説明します。
1.「地方選挙と日本政治の展望」では毎日新聞客員編集委員 岩見隆夫 氏の講演があり、管総理の様々なウソについて話されていました。
政治は信頼が第一であると・・。管総理とどこかの市長がダブって見えました。
2.「災害対応能力の強化-市町村の役割」では関西大学社会安全研究科長・教授 河田恵昭 氏の講演で、今回の東日本大震災における津波のメカニズムや災害時の対応など、かなり内容の濃い講演でした。
都の職員時代、下水の処理場で汚泥消化槽から汚泥流出事故が発生し夜中の2時に呼び出され指揮を執ったことを思い出しました。あの時はマニュアルにはない対応を迫られ、緊迫した中での処置だったんです。今思うと貴重な体験でした。
3.「地方議員の役割と改革の行方」山梨学院大学法学部教授 江藤俊昭 氏の講演では、議会改革について話されていました。様々考えさせられました。
4.「地域で取り組む協働のまちづくり」では早稲田大学社会科学総合学術院教授 卯月盛夫 氏、NPO法人「わははネット」理事長 中橋恵美子 氏、滋賀県野洲市市民生活相談室 生水裕美 氏、による活動内容の説明とパネルディスカッションがありました。特に生水氏は「スーパー相談員」として多重債務者の対応にあたり、相談者の生活確保と税収アップにつなげるという注目に値するものでした。
これら研修を受講し、今後の議員活動に活かして参ります。
松戸の川について改めて基本から確認します。
松戸の川は大きく分けて3系統あります。 1.坂川流域、 2.真間川流域 3.手賀沼流域です
このうち先日自転車で走った坂川流域、新坂川~坂川~富士川~平賀川まで行きましたが、途中にあった浄化施設やポンプ・配管など河川清流課に確認してきました。
まず、松戸の川は汚濁がひどく、その対策に追われていた時代があったと言うことです。昭和から平成にかけて松戸から流れる汚れた水が江戸川に放流され、それが飲料水用として採水されているため、飲み水がカビ臭がひどく、マスコミにも多く取り上げられたのです。
市や県、国が協力しこの対策に乗り出しました。江戸川の河川敷に建設された古ヶ崎浄化施設や新坂川(中根)浄化施設もそうですし、利根川の水を坂川に導き希釈すると共に豊かな水流を確保することも、これら河川の浄化対策の一環です。
また、富士川の水を坂川に合流させずポンプで圧送して新坂川に放流していることも初めて知りました。これは、晴天時に行っているもので、雨天時は当然坂川に合流します。
様々な施設にビックリすると共に、関係機関のご協力のもと、現在の街ができていることを再認識しました。関係部署のご努力に感謝いたします。
私は東京都下水道局で長い間仕事をしてきました。水をきれいにし浸水対策を施して住民の方々に安心して暮らせる街を作るという誇りを持って参りました。お仕事されている職員の方々も当にそうであることと思います。
40年近く松戸市民として暮らして参りましたが、松戸の水問題に関しては本当に認識が甘かったです。
現状を把握すると共に改善点は何かしっかり勉強していきます。
また後日記載します。
写真は新坂川(中根)浄化施設への取水をしているラバー堰です。