平和都市宣言を高らかにうたう松戸市は、平和に関する様々な事業を行なっています。
でもその平和に関する事業の費用ってどこから捻出しているかご存じでしょうか?
松戸市ではこれまでずっと平和に関する基金を「平和基金」を積んできました。
基金にすることで安定した平和事業を行なうためです。
今回の決算特別審査のなかでは平和基金について確認しました。
今現在は1億円あった基金を取り崩し毎年平和事業を行なっています。
ところが今は基金を積んでいないため当初1億円あった基金も半分を切りました。
委員会審査では今後平和基金の積立などどうするの?と聞きました。
すると市は、状況を見極めながら検討するとのことですが、今すぐに基金を積む検討は現時点ではしていないとのことでした。
このことには市にあえて一言いいたいと思います。
ノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」のメリッサ・パーク事務局長が、核兵器とSDGsの関係を「核兵器の問題は環境、健康、人権、開発など、さまざまな分野と相互に関連しており、国際社会が取り組んできたSDGsの成果を根底から損なうという点からも廃絶が不可欠である」との指摘しています。
つまりいずれの事業も根底に平和があることが大前提になります。
そのため、今後も恒久平和を願い活動する松戸市として、それらの活動が停まることのないようにしていただきたいと思います。
SDGs達成のためには広く市民・事業者の協力が必要です。
決算委員会では松戸市はどのように取り組んでいるのか確認しました。
地方創生SDGs推進事業「キャラバンメンバーシップ制度」を令和5年8月から開始し、意をともにする企業・団体などが、この1年で102者にまでのぼったとのことでした。
もっとも資本力のある企業ではこれまでも株主向けにCSR活動など行なってきたこともあり、ある程度のノウハウがあります。
一方で「まつどSDGsキャラバンメンバーシップ制度」では、そうしたノウハウを持たない小さな企業・団体も多く見受けられました。そのような企業・団体でも取り組みやすいような工夫を市としてお願いしたいものです。
私たち公明党は国際社会の平和と安定を2022マニフェストで掲げました。
具体的には戦争や核兵器のない世界の実現に向けて、SDGsの達成などグローバルな課題に対して取り組む必要があります。
それでは松戸市はどうだったのでしょうか。
令和4年2月にゼロカーボンシティ宣言をした本市にとって令和5年度は事実上脱炭素に向けて動き始める重要な年でした。
そのなかで開催された脱炭素市民会議、愛称「松戸市環境未来会議」では無作為に抽出された市民で構成され市民みずから行なうべき取り組み「市民行動プラン」をとりまとめました。
このような無作為抽出という方法は、シチズンズアッセンブリーとも、ミニパブリックスとも呼ばれており、同様の方式をヨーロッパ中心に各国とっています。
フランスでは市民会議から大統領に対して政策提言。149の提言のうち146を検討。なかには法律化されたものもあります。
一例をあげると鉄道で2.5時間以内に移動できる場所には飛行機の航行を不可とする法律です。
このように松戸市環境未来会議の行動プランを単に理念的なもので終わらせるのでなく、実効性あるものにすることも必要であると考えます。
令和5年度に松戸市が実施した事業を見返しています。
私たち公明党は2022マニフェストのなかの重点項目に「誰もが安心して暮らせる社会」をあげました。
例えば制度の狭間にあり、どこに相談すればいいのか、わからないことありませんか?
そういった方のために松戸市には福祉まるごと相談窓口を用意しています。
以前から実施していましたが、令和5年度からは電話や来所での受付のみでなく、必要に応じてご自宅に赴き、きめ細やかな対応を行なっているとのことでした。
また本庁舎以外、市内3箇所にも相談員を配置し相談しやすい環境も整えているとのことです。
住民に寄り添った事業だと思います。
何か困りごとがあった際、松戸市福祉まるごと相談窓口をご利用ください。
行政サービスが多様化する一方で生産年齢人口の減少から、本市としても限られた行政資源でサービスを実施する必要があります。
そのような観点から、松戸市は将来にむけどのようなことをしているのでしょうか。
そこで全庁業務量調査と、デジタル化推進事業を確認しました。
限られた行政資源でのサービス。この課題に対応するためにも、業務をきちんと整理し業務改善をしなければなりません。なかでもデジタル技術の導入は本市としても効果的なものになると考えます。
直近では書かない窓口の導入を検討しているようです。
いずれはデジタル化によって手続の簡素化、365日24時間対応のオンライン申請を基本とし、ワンストップさらにはワンストップオンリーを進め、申請主義から申請なしに届ける「プッシュ型」への転換を望みます。
松戸市の「経済の成長と雇用・所得の拡大」はどうだったのでしょうか?
その判断は歳入における市税に具体的数値として反映されました。
個人市民税、令和5年度350億305万円。令和4年度より約7億7300万円の増額。
その要因は給与所得者の平均年収の増加と、納税義務者の増加です。
固定資産税、令和5年度254億5705万円。令和4年度より約4億852万の増額。
その要因は家屋の新増築です。
結果、市税収入は令和5年度728億2,608万円と令和4年度よりも10億7090万増額と過去最大の市税収入となりました。今後も積極的な賃金上昇の状況をみると、来年度以降も基幹税目を中心に増加していくことが予想されるそうです。
つまりこれまでの松戸市の事業が「経済の成長と雇用・所得の拡大」につながったということですね。
なお、市民税などの地方税は使い道の自由なお金、つまり、住民主体で使うことのできる一般財源であり、地方自治のために最も重要な財源といえます。
今後も自主性を確保した予算編成、大いに期待しています!
決算を審査!
北千葉道路沿道の企業誘致やインキュベーション施設によって経済成長に向けた土台を作る一方で、性別や年齢、家族構成など差別なく、各人の経験や能力を生かすことで、働ける環境をつくり、雇用・所得を拡大する必要があります。
そのようなことから、松戸市では令和5年度どのような雇用創出の事業を行なったか確認しました。
まつど女性就労、両立支援相談事業では、相談者一人ひとりに寄り添い、個々の状況や希望に添った就労、家庭生活との両立を目指した相談支援によって、利用件数371件、うち44名が就職につながったとのこと。
またチャレンジドオフィス関係事業でも障害のある方の就労支援として3年間の実務経験を積み、令和5年度では3年目を迎えた2名、それぞれが就職を果たすことができたとのことでした。
雇用促進事業、若者就労支援業務のうちキャリア開発プログラムにおいては研修などのプログラムに延べ2627名が参加、非正規雇用を含む就職者は136名。
また就職氷河期世代キャリア支援プログラムでは個別相談を36名、セミナーには延べ136名が参加、これら相談・セミナーを経て就職マッチングイベントを開催し62名が参加。うち14名が就職したとのことでした。
いずれもきめ細やかな対応に感謝いたします。
令和5年度 決算審査委員として
令和5年度の実施した松戸市の事業が松戸市にとって経済成長につながる事業だったのかを確認しました。
松戸市ではまずインキュベーション施設というのを運営しています。インキュベーションとは卵を育てるといった意味です。
この施設の運営によって平成31年4月に開設以来、令和5年度末までに111事業者が創業又は会社設立を果たしたとのことでした。
また企業誘致事業、産業用地創出に係わる調査では、北千葉道路沿道周辺エリアを見込んだものであることもわかりました。北千葉道路とは、外環から成田までを横断するとても大きな道路ですが松戸市の南の方を横断します。今は鎌ケ谷と成田間が開通しています。
どちらの事業も市内経済の活性化につながるものです。
隣の柏市では国立がん研究センターや東京大学柏の葉キャンパスを中心にバイオベンチャーの創出など国を牽引する動きを見せています。
本市はというと、先週、民放テレビ局で千葉県の隠れたスター企業という番組が放送されました。番組では松戸市にあるモーターを製造する企業が世界シェア80%ということを紹介。またスポーツ用器具を製造する企業がパリオリンピックでバレーボール競技のネットを提供していることが放送されました。
なぜ松戸市にこのような世界的な企業があるのかというと、立地におけるポテンシャルがあるからです。
今後さらに、北千葉道路によって益々この地の重要性が増します。なぜなら北千葉道路は日本の産業にとっても、国際競争力を強化する重要な道路だからです。
データセンターや研究開発拠点など世界を牽引するような企業誘致への動き、また本市で育ったスタートアップ企業が活躍することを期待しています。
9/17(火)建設経済常任委員会でいくつかの議案について質疑しました。
21世紀森と広場>南駐車場の整備
21世紀森と広場の南駐車場を整備したいと議案があがりました。
といっても南駐車場の場所ご存じでしょうか?
常盤平から新京成線沿いを走行するとまず見えてくるのが21世紀森のホールに隣接する東駐車場です。
そのまま通り過ぎ信号2個目を右に曲がります。21世紀の森と広場沿い走行すると左手に見えるのが南駐車場です。
といってもわかりずらいですよね。あとで案内地図を貼ります。
実は21世紀森と広場の南側の一部エリアでペット(犬)の同伴が可能となります。
そのことから南側の駐車場を整備し、ペット同伴者も入場しやすくなるようにするのです。
9月議会ではこのことが議論されました。
私としては、平日利用も可能となることから利用者が多くなること。そのため安全面の配慮と近隣住民への配慮についての懸念がないかを確認しました。
21世紀森と広場管理事務所としてもしっかり対策を練っていることがわかりましたので賛成しました。ますます市民の憩いの場となるといいですね。










