元大平首相の聞き書きである「去華就實」を読了しました。
秘書官など側近の人から話を聞くことにより、大平正芳氏の実像が見えてくるものです。
哲学を持ち、先見性を有し、政策研究にも力を入れていたため、今なお評価が高まりつつある理由が本書を読めばよくわかります。
たとえば、長富祐一郎氏(元大平首相主席秘書官)に聞いた話(大平政策研究会の意義)の中では、「環太平洋連帯構想」について、以下のこと(一部抜粋、簡略化しています)が掲載されています。
大平さんは、いろいろな人と会って話を聞くのを好む。非常に会いたがっていたが、断固拒否したのが司馬遼太郎氏。司馬氏は「自分は大平さんに関心を持っており、いろいろ話したいが、権勢の座についている人間とは絶対に会わない。だから大平さんが下野し、一野人になったら喜んでお会いします」と。結局会わないままだったが、後日、司馬氏「環太平洋という言葉は非常に良かったですね。日本は明治以来、脱アジアかアジアは一つかという論叢(ろんそう)をしてきたけど、あの言葉は両方を包含している、実に良い」
また、佐藤嘉恭氏(元大平首相秘書官)の(弱き者に対する姿勢)では、
「陸上の距離を克服するより、海の距離を克服する方が君、易しいんだよ。今の技術力により距離の克服は、そんなに難しいことじゃない。環太平洋というのは非常に近いんだ」
私たち政策実現を目指す政治家として、お手本にすべき方と言えます。
これまで「陸上人生六十五年 西内文夫先生回顧録」は読んだことがあり、非常に感動を覚えましたが、今回、この冊子を読んでみて、多くの県人に慕われ、また、影響を与えていたことがよくわかりました。以下一部抜粋。
「先生の教えは、常に前向きで向上心を持ち目標に向かって他人ができない地道な努力をせよと言うことでした」(詫間茂氏)
「県内の関係者の方たちから聞いてきた『若いころは電車と競争していた、監督時代は眼光鋭く見られただけで選手はすくみ上がった、ゴルフでは七十歳を超えても一日に軽くツーラウンドプレイするとか、アジアの鉄人といわれた偉大なアスリート』といったすごいスポーツマン、雲の上の人であり伝説の人でありました」(三宅宣嘉氏)
西内氏の偉大さがよくわかると思います。
平成27年12月議会でこの西内氏のハーフマラソン大会での顕彰について議会質問しました。
質問内容
本市が主催している香川丸亀国際ハーフマラソン、毎年にぎやかさを増していますが、この表彰において特別表彰として山田兼松賞、塩飽玉男賞及び大浦留市賞があります。いずれもオリンピックに出場したすばらしい経歴を誇る陸上選手ですが、坂出市または宇多津町出身の方です。しかし、この丸亀市にも陸上界で誇れる先人がいます。それは、広島町の茂浦出身の西内文夫さんです。丸亀商業卒、今は城西高校ですけれども、昭和26年インドでの第1回アジア大会陸上十種競技の金メダリスト、また日本陸上競技選手権大会では4連覇を達成、29歳のとき中央大学陸上部監督に就任、近年知名度、注目度がアップしている箱根駅伝では同大学を6連覇を含み8度優勝させました。なお、東京オリンピックの銅メダリスト円谷幸吉氏をコーチ、マラソンに転向させた経緯があり、その際、昭和39年3月丸亀市、善通寺市で合宿したと西内文夫さんの奥さんが出版された「陸上人生六十五年西内文夫回顧録」に記されております。丸亀市出身として、香川丸亀国際ハーフマラソンを通じて西内文夫氏の功績を後世に引き継げるよう、何らかの顕彰、紹介をしてもいいのではないかと思いますが、市のお考えをお示しください。
市の答弁
議員御案内のとおり、西内文夫氏は本市広島町茂浦の御出身で、陸上競技において輝かしい実績を残した郷土の偉人であります。そして、その功績を後世に引き継ぐために、香川丸亀国際ハーフマラソン大会を通じてその功績を紹介し、顕彰してはどうかとの御提案をいただきました。
第70回記念香川丸亀国際ハーフマラソン大会は、世界ハーフマラソン大会の日本代表選考レースを兼ねて、来年2月6日と7日の2日間にわたって開催いたします。おかげさまで、例年1万2,000人以上のエントリーがあり、国際陸上競技連盟でも日本のハーフマラソンでは最高位であるシルバーラベルに初めて認定された世界的にも有名な大会となりました。市といたしましては、地元で開催される世界レベルとなった香川丸亀国際ハーフマラソン大会は、日本に誇れる本市先人の偉業を紹介し、たたえる最高の機会と考えております。
しかしながら、本大会は市や香川県教育委員会、香川陸上競技協会、OHK岡山放送などの関係機関、諸団体で構成する組織委員会で協議内容や顕彰などの大会実施要綱を決定しておりますことから、組織委員会の中で調整する必要がございます。今後、本市より組織委員会に対し、西内氏の偉業を紹介しますとともに、大会での顕彰を働きかけてまいりたいと考えております。
以上、答弁といたします。
これ以降、ハーフマラソンでの顕彰は特に行われていませんが、今後も継続して市に訴えていきたいと思います。
先日、死亡届後の各種手続きについて、わかりやすいチェックシートがあればとの要望を、最近夫を亡くされた方からありました。
以前からチエックシートの存在は知っていましたが、このような要望があることは、窓口でその周知が十分ではないと思われます。
担当課長に話して、ホームページにそのチェックシートを掲載してもらうようになりましたが、その様式自体もチェツクできるのかどうかわかりにくいものです。
戸籍に関する届出
かつて、本市議会(26年9月定例会)でこのことについて質問しました。以下、その概要ですが、この答弁があったにもかかわらず、様式等変わったのかどうかわかりにくいのが現状です。
質問
ユニバーサルデザイン化の例として、北海道の北見市では手続き漏れや再来庁を減らすために、転入、転居、転出、結婚、出生、離婚及び死亡届の手続チェックシートを作成。本市もこれは一部作成配布しておりますが、届け出と一緒にどんな手続をしたらいいのか、ガイドブックのページ数も記載するなど、使いやすい、わかりやすい構成、表現を取り入れ、工夫するとともに、ホームページ版も作成し、パソコン等から事前にチェックできるよう配慮しています。本市も市民の利便性向上のために、手続チェックシートの種類や構成、周知面、ホームページ版作成などにおいて、今より充実させてはどうでしょうか。
市長答弁
そこで、議員御案内の手続チェックシートにつきましても、転入や転出の際に必要な手続を一覧にしたものがありますので、さらに内容を精査した上でホームページにも掲載するなど充実を図り、より一層ユニバーサルデザインの視点が取り入れられるよう努めてまいります。
13日午前10時から約50分間一般質問を実施しました。
概要については以下のとおりです。
◎自殺対策の相談窓口を明確にし、公表・周知してはどうか。また、県のホームページにリンクするだけでなく、様々な悩み(健康、子育てなど)を相談できる窓口が一目でわかる、独自の「相談窓口一覧表」を作成、周知してはどうか。
【回 答】
適切な支援にたどり付けるよう相談支援の窓口として、体制づくりを行いたい。また、様々な相談窓口が一目でわかる、相談窓口一覧表を市民会議や庁内会議と連携を図りながら作成し、全戸配布やホームページに掲載するなど周知啓発したい。
◎ことでん沿線を有する高松市や綾川町と同様、イルカカードと連携し70歳以上の利用者の運賃半額制度を早期に導入してはどうか。また、離島振興策として、離島住民の生活基盤を支える離島航路における住民運賃割引制度が必要でないか。併せて、島民の自動車航送運賃助成は検討できないものか。
【回 答】
高松市等と同様の効果が得られないので導入は難しいが、高齢者などの交通弱者に対する方策については他市の事例も参考にしながら検討したい。航路運賃割引制度については、対象者や手法について運航事業者とも協議しながら検討したい。自動車航送運賃助成については、まずは、現行の料金と島民のニーズの検証から始めたい。
◎犬の糞放置対策として、地域が主体となって、放置糞に対してイエローカードを使って警告する「イエローカード作戦」や「わんわんマナーアップ・パトロール隊員」事業を実施してみてはどうか。
【回 答】
イエローカード作戦については試験的に導入しており、今後は市の広報紙やホームページ等でその周知を進める。「わんわんマナーアップ・パトロール隊員」事業については、情報収集に努めるとともに、地域の実情に合ったパトロール方法を研究したい。
◎子育て支援策等として、紙おむつごみの無料収集をできないものか。
【回 答】
先進地の事例の研究などを行うとともに、紙おむつごみの無料収集を始め、子育てや介護をされている方の負担軽減の方策について、関係課等と検討したい。
◎自動車で訪れる観光客や駐車場の利便性向上のために、お城北側県道21号線を起点に市営駐車場に誘導する案内看板の設置の充実を図ることについての考えは。
【回 答】
大手町4街区の再編整備が予定されていることから、近い将来、お城周辺の案内表示を見直す時期が来るので、その中で、駐車場への誘導といった視点も含めた総合的な、ユニバーサルデザインの案内表示を検討したい。
◎利用者のニーズに即した対応として、放課後留守家庭児童会の一日利用制度を導入できないか。
【回 答】
児童の安全の確保に課題があることや他に一時預かりの施設があることなどから、一時利用制度の導入の必要性は低いと考えるが、先進自治体や県内自治体の情報収集には努める。
◎国の推進する新「学校図書館図書整備等5か年計画」中の学校図書館への新聞配備推進についての考えは。
【回 答】
児童・生徒が現実社会の諸課題について、多面的・多角的に考察し、公正に判断する力等身につけることが求められていることから、新聞の複数紙配備に向け、予算面や新聞の選定等検討したい。
6月3日(土)かがわ国際会議場(高松サンポート)で午後1時から開催された動物愛護講演会に参加しました。高松北ライオンズクラブ主催です。
講師は女優の杉本彩さん タイトルは「命の尊厳と和」
杉本さんからは、次のような話がありました。(私が関心を持った部分)
・殺処分0を手放しでは喜べない。行政は引き取り拒否できる。行政が全部引き取れば狭い檻の中でぎゅうぎゅう詰される可能性あり。無責任な飼育放棄を0にすることをゴールとすべき。
・行政が殺処分0や安楽死を公表すると、住民がそこにもっていけると持ち込み増となる。
・引き取り屋(動物虐待のケースあり)抜きでペットショップは成立しない。
・国家の偉大さや道徳的水準はその国の動物たちがどう扱われているかによって判断することができる。(マハトマ・ガンジー)
また、県の担当者からは30年度に完成予定の香川県・高松市動物愛護センターについて話がありました。概要は以下のとおり。
・今、造成工事の終わるメドがたったぐらい。
・設備の概要はエントランスホール、多目的ホール(譲渡講習会や情報発信)、譲渡動物の部屋、ふれあいルーム、トリミングルーム、ドッグラン、ふれあい広場など予定している。
・センターは「命のあり方を考える場」であり、単に犬猫を引き取る場ではない。
以上、これまで殺処分0にするのが最大目的と考えていた私にとって非常に考えさせられる講演会の内容でした。また、動物愛護センターの概要についてもよくわかりました。
今後の取り組みの参考にします
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