山口県議会2月定例会が終了し、令和6年度一般会計予算が成立しました。
私も公明党県議団を代表して賛成討論に登壇。
一部野党が反対するも賛成多数で成立することができました。
今回の新年度予算は、村岡知事の政策の柱である「三つの維新」をさらに進化させ、
県政の最重要課題である「人口減少の克服」に向けて挑戦する取り組みとなっております。
特に、「少子化対策の抜本強化」については、
これまで3歳未満児のうち、国の無償化対象とならない第3子以降について、
独自の保育料軽減支援を実施して参りましたが、
今回さらに、支援対象を所得制限を設けずに「第2子以降まで拡大」するとともに、
「保育士の独自加配」による保育の質の充実、
「保育の担い手確保」等、子育ての支援策を実施。
「不妊治療における経済的負担の軽減」として、
生殖医療にかかる自己負担と、これと併用した先進医療に係る経費を
助成する、全国でもトップ水準となる支援制度を創設するなど、
「結婚・妊娠・出産、子育ての希望」を叶える環境づくりに取り組みます。
また、国の「こども・子育て支援加速化プラン」に呼応し、
県独自の施策とあわせて、国制度を活用した支援の強化を盛り込むとともに、
子育てしやすい環境づくりのための「共育て社会を実現させる取組」の推進をすすめます。
加えて、「社会経済情勢の変化」への対応として、
1)自然災害への対応、2)新たな感染症危機への備え、とともに、
3)物価高騰へ対策については、
光熱費・食材費、公共交通への支援、飼料肥料対策等、必要な支援を継続するとともに、
「賃上げ・収益力向上への支援」として、
「初任給等引上げ応援奨励金」や「中小企業物流DX支援補助金」を創設するなど、
本県独自の追加対策が今回の予算案に盛り込まれることとなりました。
この度の令和6年度一般会計予算が、
「安心で希望と活力に満ちた山口県」の実現のため大きく力を発揮していくよう、
公明党といたしましても知事とともに県政発展に尽力してまいります。
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
9月20日より始まりました9月県議会定例会も本日が最終日となりました。
補正予算の主な内容は以下の通りです。【139億892万円】
1)令和5年梅雨前線豪雨災害関連事業【136億5,100万円】
1 災害復旧事業【100億4338万円】
※県単独および市町補助
①農林水産関係【7億8,038万円】
②土木関係【92億6,300万円】
2 災害関連事業【26億866万円】
①国庫補助事業(12箇所)
②県単独事業(146箇所)
※治山・河川改修・砂防等
3 被災者対策事業等【9億9891万円】
①被災者救済(災害救助・見舞金支給等)
②生活再建支援 ※市町支援
③金融対策
・災害援護資金貸付
・生活福祉資金貸付
④その他
・社会福祉施設、文化財復旧補助
・公共土木施設早期復旧対策(倒木・崩土除去)
2)賃上げ環境整備応援事業【2億2,700万円】
※従来制度の支援枠拡大
①賃金引上げ実施支援
②働やすい環境づくり制度導入支援
3)台湾誘客強化関連事業【3,100万円】
①大規模イベント観光プロモーション
②山口宇部空港国際線チャーター便誘致
このように、予算の大半が先の集中豪雨に対する復旧復興等に充てられます。
災害復旧に際しては、
県として国に対して「激甚災害の早期適用」を求め、公明党・平林衆議院議員にも同席をしていただき、
今回、地域単位ではなく「災害の状況により個別に判断」される形での「激甚災害の指定」がなされることとなりました。
改めて豪雨被害を受けられた方へお見舞いを申し上げますとともに、
引き続き復旧支援に全力で取り組んでまいります。
初めての定例会となる、6月県議会が終了しました。
県議として初の一般質問にも登壇。
県議会でもHPで質問の模様を公開しておりますので、
よろしければ是非ご覧下さい。
(※画像をクリックすると県議会録画ページへ移動します)
また、今回の定例会では、
待望のLPガス料金の負担軽減をはじめ、
中小企業等の負担軽減、肥料飼料等の追加支援など
物価高騰対策が補正予算として成立しました。
引き続き、必要な政策実現へ努力してまいります。
先週末からの集中豪雨により被害を受けられた方もいらっしゃると思います。
改めてお見舞いを申し上げます。
復旧支援にも全力で取り組んでまいります。