一般質問の最終日。
本日5番目に登壇をいたしました。全体では30名中の29番目です。
今回の登壇で決めていたのが、「自分の言葉で話そう」という点です。
今までの質問では、どうしても失敗してはいけないと思って、
つい原稿を読むことに執着してしまっていたので、
今回からは失敗を恐れず開き直って、
現場で感じたことを踏まえ、自分の思いをそのままお伝えしようと心がけたつもりです。
今回のテーマは、先日の豪雨時の市の対応から情報集約体制を確認するともに、
災害危険地域の事前の対応についてただすとともに、
高齢者の財産保護について、成年後見制度の活用への取り組みなどについて質問いたしました。
youtubeで、質問の模様が公開されております。
是非ご覧下さい。
1.下関市における災害対応について
①情報の集約・発信体制について
②災害対策に受ける事前の対応・準備状況
③ハザードマップ等の整備と活用
④個人所有地への災害対策・事前予防への要望
https://www.youtube.com/watch?v=ixdFK93uhFU
2.高齢者の財産保護について
①成年後見制度と同制度利用についての市のサポート
②社会福祉協議会による財産保護サポート制度
https://www.youtube.com/watch?v=iJRyF2dFYCQ
3.中山間地域の振興について
①農業従事者の大変な状況、鳥獣被害対策についてのきめ細やかなサポートのお願い
②地域の集落機能低下に対する市の認識と「コンパクトビレッジ構想」検討の要望
https://www.youtube.com/watch?v=ezobGfDXZ94
4.「マイナンバー制度」について
①マイナンバー制度のスケジュール確認
②住民基本台帳カードとの関係など
https://www.youtube.com/watch?v=eZyTiQkbOnQ
下関市議会HPではこちらからご覧いただけます。
http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/…/009_029y…
週末は東京だったのですが、この機会に是非行っておきたいと思っていたのが、
日本橋にある「おいでませ山口館」(山口県東京観光物産センター)と、
有楽町にある「やまぐち暮らし東京支援センター」。
ともに県の事業ではありますが、
下関を含め山口が県外でどのようなアピールをしているのか、
また、都心からのUJIターンに対する支援の状況を実際に見てみたいと思いまして伺いました。
「おいでませ山口館」は東京八重洲口からビジネス街に広がる好立地で、店長さんによると「こだわりの逸品商品券」が好評で、店内にも絶えずお客さんが来られていました。
県内全域が対象のため、どうしても「下関」という部分は少なくはなりますが、同じフロアには「山梨物産センター」、近隣にも他県のアンテナショップがありますので、いい意味で競い合いながら「山口ならでは」という個性が出てくれることを願っています。
「やまぐち暮らし東京支援センター」は有楽町駅の目の前で、
NPO法人ふるさと回帰支援センターさんが運営されているフロアの一つのブースとして設けられておりました。
(ちょっと思っていた印象とは違っていたのでびっくりしました)
お忙しいにもかかわらず、
アドバイザーの小森さん、相談員の横山さん、
そしてセンター全体の代表理事である高橋さんまで快く対応して下さり恐縮いたしました。
地域の人材確保については、山陰地域がいち早く危機感を持って取り組んでおり、山口も追いつこうと努力をされている様子。
特に、高校を卒業する段階で、地域事業につながりをもたせることについては、非常に重要であると思いました。
また、山口県では「やまぐちUJIターンパスポート」を発行し、
http://www.ymg-uji.jp/index/page/id/217
きっかけづくりをおこなっているとのこと。
こうした情報も、的確に届けていける方法が必要です。
維新では「長州から中央へ」という流れが強かったかも知れませんが、
地方創生の時代においては「主役は地域」という観点で、
人材が山口に戻ってくるよう取り組みを支援していきたいと思います。
ちなみに今回はともに、東京駅からそれぞれ一駅だったので、
駅から徒歩で向かいました(山口では無理!)。
下関での台風被害が軽微に済んだと安心していた矢先、
この度の台風18号に始まる影響で茨城・栃木をはじめとする関東地方で大災害となってしまいました。
被害に遭われた皆様のことを思うと、言葉もありません。
一日も早い復旧がなされることを願っております。
災害はいつ起こるか分かりません。
先日のシンポジウムでも、警報や勧告も重要ではあるが、
避難すべきかどうか、どう対応するべきかは1軒1軒事情が異なる。
自分の住む地域・状態を踏まえ、どう行動すべきかを自分で決めておくことが重要であるとの趣旨のお話もありました。
災害が起こらないことを願いつつ、
起こったときにどう対応すべきか、何ができるのかを、
まずは自分の地域の足もとから改めて取り組んでいきたいと思います。