政治とカネ
自民党内の政策集団である派閥の政治資金の流れが、政治資金規正法違反の疑いがあり捜査が進んでいます。
問題の本質はないか?といえば、政治資金パーティーの券を販売した分のうち、一部を収支報告書に記載せず裏金にしていたことです。
問題になっている派閥以外ではその辺をきちっと処理していたわけですから、派閥の解散では国民は納得しないでしょうし、自民党支持者からも直接所属議員に様々声が上がっている事でしょうね。
国民は物価高で生活も大変ななか、政治家は金もうけをしていると思われても致し方ない案件ですし、何も悪いことしていない政治家や政党までも「やってんじゃないの?」とみられていてこちらもエライ迷惑です。
しっかりと政治資金規正法を見直し、再発防止をお願いしたいところです。
そもそも、なぜそんなにお金が必要なのか?
関東周辺以外から選出された国会議員だと地元のまちに事務所を構え人を雇い、選挙区での活動を支えているため、国会事務所もありますから費用も掛かるでしょう。
選挙資金にしても、選挙区域が広い地方は主要な街に事務所を構える必要があります。さらに衆議院は特にいつ解散総選挙になるかわからないので、その資金をためておく必要もあるでしょう。
実情は私は国会議員ではないのでわかりませんが、想像するだけで結構なお金が必要だと思います。
もう少し、選挙にお金がかからない仕組みづくりや、事務所の在り方なども考えなければならないかもしれませんね。
そして選挙区民も、応援した国会議員が地元選挙区での活動よりも、国会での活動を安心して行えるよう支援することも大事なのかもしれません。
地元を優先すると国会議員としての真の活動時間が削られます。
でも、地元で顔を観なくなると「最近見ないな」と言われ選挙の時に響きます。
両方やるためには秘書が代わりに走り回る・・・・人件費も事務所費もかさむ・・・・悩ましいですね。
写真は本文とは全く関係ありませんが、今朝、見守り中に道路を横断する雄のエゾシカ。
この後走っていなくなりましたが、昨日から我が家の近くをウロウロしています。
お近くの方、ご注意ください。