減らさない努力
北海道議会議員の荒当聖吾議員(空知管内選出)と田中英樹(釧路市選出)に同行し北斗にあります猛禽類医学研究所の齊藤慶輔先生のもとを訪問し、猛禽類保護活動についてお話を伺いました。
北海道は希少種が多く、中でもオオワシやオジロワシ、シマフクロウなど本当に個体数の少ない天然記念物が生息していて、世界に誇れる1級の観光地でもあります。
そのような希少種と「共生」する北海道が世界の模範となるためにも、まずは希少種を減らさないことをしっかり進めていきたいと先生はおっしゃっていました。
増やすことはそれなりにできますが、増えた数より減る数が多いので全体数が減っていきます。
その減って行く原因が人間である以上、人間の責任で減らさない努力が必要です。
一つに鉛玉。エゾシカ狩猟で使われるライフル弾ですが、北海道は鉛玉の使用を禁止していますが、北海道以外は使えるために、道外ハンターが持ち込んでいるケースが後を絶ちません。まずはこれを止める。
そしてこれまで散々湖沼でばらまかれた鉛玉をできる限り回収するシステムの構築。
高圧電線にとまって感電死するケースもあるので、そういうところには止まれないようにバードチェッカーを設置する。
更に交通事故や列車事故により死んだエゾシカに群がり、ワシ類が事故にあるケースもあるため、エゾシカの処理の迅速化も必要。
こういった人間の生活や社会活動の影響による事故死が減れば、生まれた数>死亡数となり全体数が増えます。
地道な活動ですが、野生動物との共生をするうえで、私たちができる事をしっかり実践していかねばなりませんね。
例えばフクロウが巣立つときはすぐに飛べないため巣穴から落ちてバタつきます。何度かバタつくうちに少しずつ飛べるようになりますが、飛べるようになる前にキツネに食べられてしまうケースもある。実はそのキツネ人間に餌付けされていた。こうなっては何にもなりません。そこで大事になるのは、ここに住む私たちの意識変革です。
私たちがもっと野生動物の事を知り、活動を理解することが大事でしょう。
中々地元の小学生などが学校の授業の一環で来ることは少ないとのお話もありましたので早速担当部長にお話をしたところです。
【治療中のオオワシ】











