今日は公明党釧路総支部新春の集いを開催しました。
総支部長を拝命して初めての新春の集い。
準備も大変でしたが、何とか無事に終わりました。
ゲストには党幹事長の西田実仁参議院議員と今夏の参議院議員選挙に立候補を予定している佐々木雅文さんが駆け付けてくれました。
午前中に札幌で同様の会合に出られた後、飛行機で釧路に飛んできてくださいました。
飛行機が遅れて会場入りも予定より20分遅れ。
到着してすぐに挨拶し、風のように会場を後にしましたが、佐々木さんこの後17時10分釧路空港発の飛行機で札幌に戻るという強硬スケジュール(;’∀’)
ご来賓の皆さんにすらご挨拶する時間がなく大変失礼いたしました。
そして西田幹事長。
西田幹事長も挨拶後に次の公務のため移動・・・飛行機が予定通り到着していれば、もう少しご挨拶周りで北かもしれませんが、本当に申し訳ありません。
夏に向けて負けられない勝負の始まりです。
公明党しっかり団結して勝利を勝ち取る決意です。
市民の間でも様々意見が出されてくるようになった釧路の鉄道高架問題。
今議会でも様々な視点からの議論がなされたところです。
鶴間市長は今議会で北大通と共栄大通を直線で結ぶという事を表明され、昨日行われた特別委員会において、今後は直線をベースに事業構想を進めるという報告があったところです。
市長の直線表明から多くの賛同の声、安堵の声が私の所に届いており、今後はしっかり直線に向けたまちづくりの議論を進めなくてはなりません。
鉄道高架は旭、北中の二つの跨線橋を架け替えるのか?それとも鉄道高架なのか?というところから議論が展開され、鉄道高架の方が駅周辺の再開発も含めた中心市街地の活性化などにも寄与することから進められています。
そこで問題になったのが高架下の道路の問題。
市はこれまでウォーカブル推進事業を進めるために、バス専用道路をつくり(L字)、駅の南北を人が行き来できる歩道空間をつくるという案を示したいました。
令和5年から令和6年初めにかけて。その案を携え私は周辺企業や市民の皆さんに意見を聞いたところ、道路は直線にすべき!との意見が大多数で現行案がいいという人はいませんでした。
回っている中で、駅周辺の土地区画整理に影響の出るであろう皆さんには市から何の説明もないまま進められていたことから、令和6年2月の会派別予算説明会の際、この事を担当者に伝えたうえで、現行案(L字)で進めて、20年30年後に「やっぱりまっすぐつないだ方がいいよね」となった場合、最初からそれを見込んでの設計に出来ませんか?と伺ったところ、担当部長から「出来ません」という返答でした。
将来、まちづくりが大きく変わった時に鉄道高架が邪魔になるのであれば、最初から直線にすべきではないかという思いで、令和6年2月議会の代表質問で、以下2点に渡り質問しました。
①北大通と共栄大通を直線で結んだうえでウォーカブルな街づくりを進めてはいかがか?
②駅周辺に誘致する民間施設も公共施設もなんら明らかになっていない。公共施設は何を作るのか?
①に関して当時の市長は直線化した場合には道路で東西が分断され、ウォーカブルな街づくりができないという趣旨の答弁でした。
実はこの質問は今年の2月議会の一般質問でもしており、答弁は「可能」という答弁でした。当時の市長答弁は何だったのか?
②に関しては公共施設は文化施設や子育て施設を想定しているという答弁でした。
しかし、何も具体的なものはありませんでした。
2回目の質問で平成13年から取り組んできた、釧路市中心市街地活性化基本計画に基づく都心部のまちづくりについて質問。
市は、中心市街地の回遊性(当時は回遊性という言葉を使用)を高めて賑わいを創出するために、様々な都市整備を進めてきました。
まずは居住人口増への取り組みでは駅西の道営住宅の誘致や、旭借上げ公営住宅、北大通3丁目・4丁目ビルへの補助金など。
そして、幸町公園からシビックコアに抜ける遊歩道の整備や、シビックコア地区の緑地の整備、耐震旅客船岸壁後背地の幸町緑地の整備、釧路川リバーサイドの整備、北大通や共栄新橋大通のカラー舗装化、北大通の車線減少などなど。
ここまでやってきましたが賑わいの創出につながらなかった。また同じことを駅前に広場を行うのですか?と問うと、前市長は平時の人の流れを作ってビジネスチャンスを広げたいという趣旨の答弁でした。
残念ながら20年以上かけてやってきたまちづくりでは賑わいの創出につながらなかったのです。
駅前に歩ける空間を作って誰が歩くのでしょうか?
その後、6月議会でもこの問題について質問した際は、前市長はこれまで市は30年、車中心のまちづくりを進めてきた。今度は人と公共交通中心のまちづくりを進めたいとのべ、自ら16年にわたり進めてきたまちづくりを全否定されました。これにはびっくりです。
こういう議会のやり取りを見ても現行案のL字のメリットは何もないばかりではなく、無駄な空間を作りその維持管理費で膨大な予算を投入することになるのは明らかだと私は思います。
広場をつくれば人が集まるのか?道内他都市の事例を見ても成功してるところは見当たりません。
であれば、直線化して街の道路事情を分かりやすくしたうえで、賑わいの創出事業(ソフト)を進めた方がいいと私は思います。
いずれにしても、釧路市にとって今後の100年のまちづくりの根幹となる事業です。
議論を尽くしていきたいと思います。
昨年5月10日に公明党議員団として8項目の要望を前市長にお渡ししました。
1,鉄道高架については2か所の跨線橋更新との事業費負担の比較並びに防災上の利点について広く市民周知を図り、市民の合意形成に努めること
2,駅の南北を接続する街路整備については直線化を優先すること
3,緊急代執行等諸制度を最大限に活用し、空きビルの解体を加速させること
4,駅周辺に立地させる公共施設等について幅広く市民意見を募り、早期に具体案を示すこと
5,人口減少が避けられない地方都市の実情を考慮し、区画整理事業については最小限の範囲とし、市民の将来負担を抑制すること
6,北大通の車線数は現状を維持し、パーキングメーターを設置すること
7、中心市街地にある道路の一方通行を解消すること
8,実証実験を通して賑わいの創出に向けた市民合意の形成に努めること
市長は変わりましたが、公明党議員団としては上記項目をしっかり鶴間市長にも訴えていきたいと思います。
今日の議会は引き続き常任委員会審査が行われました。
所属委員会では上下水道部の審査を行ったところです。
議案外で八潮市の陥没事故を受けて国土交通省が有識者委員会を断続的に行い、全国一斉の調査の方向性が示されたことから、その内容について確認しました。
口径800mm以上の老朽管の破損状況などを調査する方向で答申されたことから、釧路市においても下水道管の調査が今後行われることになるでしょう。
八潮市のような大口径の下水道管は釧路市には無いにしても、小規模でも陥没すると事故につながる恐れがありますので、しっかり調べてもらいたいですね。
明日は市長総括質疑です。
釧路沖地震の際に液状化現象でマンホールが隆起したことを思い出させるようなケーキ(笑)
2011年3月11日、午後2時46分。
長い長い揺れが続きました。
丁度議会では常任委員会の審査で港湾関係の審査をしていた最中。
委員長は議事を止め、情報収集を指示。
東北で大きな地震があった模様との報告に、委員会を再開し、すぐさま委員会審査を終了し、職員は持ち場へ。
私はそのまま市役所控室で3台のパソコンで気象庁の潮位データと防災ライブカメラの映像、そして次々に出てくるニュース、さらにテレビのニュースで情報収集にかかりました。
釧路市議会公明党議員団ではこうした災害時に市役所控室に災害対策本部を設置する内規を持っています。
その後は24時を回るまで、市の災害対策本部の会議にオブザーバー参加し、情報収集を行っていました。
当時、道議会議員だった戸田芳美元道議にも情報を伝達し、避難所を回っていただき、避難所で何が必要なのかを掌握してもらいました。
震災当時、このような動きをしたのは実は釧路市議会では公明党だけです。
津波に飲まれる映像を見ながら言葉を失ったことを思い出します。
今日は当時と同じ委員会室で同時刻に黙祷を捧げました。
二度とこんな大惨事が起きないでほしい、そう願うばかりです。
災害は忘れたことにやってくると言いますが、これまでの災害を風化させず、自分たちはいざという時どのような行動をとるのかをしっかり考えておきたいですね。
市役所前庭の日章旗と市旗は半旗でした。
議会は今日の午前に予算決算常任委員会開かれ、各分科会で審査した補正予算の採決を行いまして、午後から本会議が開かれ、補正予算は成立しました。
その後は各常任委員会が開催され、私の所属する経済建設常任委員会では産業振興部の令和7年度予算と議案、報告事項、その他について議論をしました。
私はその他で物価高騰における指定管理者への配慮について伺いました。
昨年、令和7年度からの指定管理者が決まりましたが、物価高騰がすごくて指定管理者への配慮はどのようになされるのか?特に燃油を使う山花リフレや赤いベレーは大変なようですので、各所管に答弁をいただきました。
それぞれの施設の指定管理者と定期的に話し合いを行っているので、情報収集し全庁的に他の施設の状況を鑑み対応したいというお話でした。
また、パシクル湖畔で起こった太陽光発電施設設置に伴う法令違反についてのその後の報告をお聞きしましたが、北海道が所管のため詳細は分からず・・・明日の都市整備部の審査の際、もう一度話を聞きたいと思います。
委員会は続きます。
議会は今日も一般質問が続行され、6人の議員が登壇。
私も4番目に登壇し以下の質問をしました。
1,公園利用の促進
①Park-PFIについて
2,北斗遺跡
①復元住居
②遊歩道
③水源保全
3,義務教育学校
①通学路の安全確保
4,(仮称)釧路市自然と太陽校発電施設の調和に関する条例
①住民説明会
5,釧路都心部まちづくり計画
今日は5番目の釧路都心部まちづくり計画についてかいつまんでご紹介します。
①駅周辺の再開発に伴う道路の形状について、現行のL字バス専用道路から市長が進める直線に変えた場合、鉄道高架事業はどのぐらい着工が遅れるか?
→市の計画見直し等で数年の遅れが生じる(要旨)
②道路を直線化するとウォーカブル推進事業ができなくなるという声があるがどうか?
→道路が直線でもウォーカブル推進事業はできる(要旨)
③道路を直線化すると国の補助金が減額されるという話があるがどうか?
→道路を直線にしても補助金減額にはならない(要旨)
これらは国土交通省や北海道に確認済みのものを質問しました。
色々な話が尾を引いて広がっていく事はあまりよくありませんので、しっかり調査しての質問です。
鶴間市長は北大通と共栄大通を直線化することが望ましいという判断をされたので、それに向けて議会ではしっかり議論すべきであり、現行案で進めよ!と言っても空転するばかりです。
空転すればするだけ事業が遅れていきますので、議会の責任としてしっかり受け止めて議論をするのが大事です。
遅れればそれだけ市民が利益を損ないますので。
ネット中継はこんな感じなんですね~あまり自分の質問映像見ることもなく(;’∀’)