今日は釧路地方森林林業林産業活性化推進協議会の森林(やま)を見る会。
もう18年もやっていまして、毎年持ち回りで釧路管内の森林の整備状況を現地視察しています。
今日は浜中町で浜中町植樹祭会場、湯沸共生林遊歩道、アゼチ岬の3か所を見てきました。
平成7年から始まった浜中町(湯沸地区)の植樹祭は毎年千本近い苗木を植えてきました。
また、風当たりが強く大きな木が少ない地区ですが、少しずつ木を増やし海にプラスに働くよう浜中漁協の女性部の皆さんは平成2年から合計約18.000本の木を植えてきました。
しかし、どこでもそうですが、広葉樹の苗木はエゾシカの餌食になります。
なので針葉樹のマツなどが主に植えられてきてますが、浜中町では今年からイヌエンジュを一緒に植え始めました。
このイヌエンジュ。臭いがするのでエゾシカが嫌うのだそうです。
なので今年植樹した辺りは全くエゾシカの被害にあっていないとの事。担当者も自宅の庭に1本植えたらエゾシカが来なくなったと!
ちょっとネットで調べると、アイヌ民族の皆さんは、このイヌエンジュの臭いが悪魔を払うという事でチセの梁に使ったり、二ポポを作っているようです。
先人に学べですね。
市街地のエゾシカ対策の救世主になるか?
エゾシカでお困りの方、お庭に一本ためしに植えてみるのも良いかもしれませんね。
そのあと向かった遊歩道は背の低い木々に囲まれた森の中。
温泉施設ゆうゆのすぐ向い側にあります。こんなところがあったのか?と非常に驚きました。そして木の育ちにくい厳しい環境下の中で、寄り添うように成長している木々をよく見ると、高く伸びず横に枝を張り、守り合うように成長に必要な環境を整えているのが空気で伝わってきました。
ぜひもう一度、違うコースを歩いて確認してみたいと思います。
これらの木々が雨水を蓄え、小川となり海に流れ出ていきます。
直ぐ目の前にコンブの漁場が広がっているというお話を伺い、海をも守る森林の働きがよくわかる視察でした。












