生物多様性
昨日に引き続き今日も調査活動。
林道走って車のバンパー外れました(´;ω;`)
さて、今日はこれまで手作り魚道を設置してきた釧路管内の河川にて魚類の生息調査です。
まるで密猟者のようですが(笑)違いますよ。
前回ウェーダーの水しみ込み修理をしてから初めての入水のため、しっかり止水できてるか心配でしたが、残念ながら両足とも浸水(´;ω;`)
また修理します。
さて、同一河川の2か所で50m区間を電気ショッカーを使って魚を捕獲していきます。
深み瀬、岸のボサの下、沈木の下など念入りに電気ショッカーでビリビリ~
結果としてヤマベ50匹以上、ドジョウ、イワナ、ヤツメウナギ、カジカを捕獲。
この後はサイズの計測。
一匹一匹のサイズを計測してリリースとなります。
年のせいもあり、足元がふらついて川の中で3回ほど転倒
上に着ていた防寒服もずぶぬれ。
同行した方にいろいろお話を伺いましたら、魚道のおかげで最上流のサクラマス産卵床が200以上にもなり、アメマスの遡上も確認されイワナが増えてきているとのこと。
数年後にはさらにヤマベの個体数が急激に増加するかもしれませんね。
これまで、遡上障がいがあったため、下流域の狭い産卵適地に集中していた関係上、一度産卵した後を別のペアが掘り起こして産卵するという事態となっていたのが、産卵適地が増えたために、それだけ産卵床が増え、魚影も濃くなるというプラスの連鎖。
これに魚を狙う猛禽類やキツネなども流域沿いに生態系を取り戻してくれると、私もずぶぬれになったかいがありすごくうれしいですね。
明日は多分全身筋肉痛でしょう(笑)