想定
訓練には必ず想定があります。
今日は釧路市防災総合訓練が耐震旅客船ターミナルで開催され、釧路市連合防災推進協議会の訓練指導部会長として、防推協の訓練の指揮を執りました。
令和5年9月27日午前10時丁度。釧路沖を震源とするマグニチュード8.6の地震があり、釧路市で震度6強を観測。釧路港で5mの津波を記録し市内各所で被害が多数報告されている。
という想定のもとに様々な訓練が行われました。
私の市民初期消火訓練。消火器と水の入ったバケツをリレーしての消火訓練です。
今の時代にバケツリレー??と思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、実際の災害時における火災では地域住民による初期消火が非常に有効です。
災害が大きくなればなるほど、火災なども増えるのと、道路の損壊で消防車両が現場に行けないという事も十分考えられます。
初期消火がいかに大切かをまずは市民の皆さんに覚えておいていただきたいところです
自衛隊、海上保安庁、北海道警察、消防など専門機関に加え、あらゆる団体が協力して雨の中でしたが訓練が行われたところです。
2013年9月26日に十勝地方を震源とする地震で釧路市で震度5を記録してから早10年。
その前は2003年2月の十勝沖地震で震度5。
10年に一度の周期で震度5以上の地震が来ていることから考えると、今年が丁度10年目。
備えておきたいですね。