山形市と米沢市
今日は午前に山形市、午後から米沢市でそれぞれ視察を行いました。
山形市では地域の大学と連携して、学生のマチナカへの居住を進めています。
地方都市は中心市街地の人口が減り、ドーナツ現象が進んでいます。
公営住宅を駅近くに建設して居住人口増を図ったりするのは釧路でも行われ、居住地域で医療も買い物もできるように進めるコンパクトシティを進めて来ました。
山形市では住宅セーフティネット制度を活用して、中心市街地の空き家、空きテナントを準学生寮(シェアハウス)として活用し、中心市街地の活性化と学生の県内定着、空き家の発生抑制を進めています。
市内中心部に補助対象エリアを設けて、そのエリア内の空き家の利活用を促進。
現在、5棟58室が稼働しています。
施設整備では1戸あたり工事費の3分の2の補助があり、家賃については低所得者(親の所得)で2分の1補助され、ワンルームのアパートよりは低価格。
オーナーには10年間の管理、家賃保証があり、安定した運営ができます。
実際にシェアハウスを見学させていただきました。
男性用のシェアハウス。
ルールに従って掃除など行われているようです。
玄関に漬物食べてくださいとの大家さんからの手紙がありました。
大家さんとも交流されてるようで安心ですね。
米沢市では『愛の商品券2022』電子商品券の取り組みについて伺いました。こちらは明日詳しくご報告いたします。
塩竈市魚市場
今日から委員会視察のため釧路を離れ、新千歳空港を経由して仙台空港へ。
陸路塩竈市の魚市場にお邪魔して視察を行いました。
塩竈市の魚市場は平成23年3月11日の東日本大震災による津波で被災。水産基地の中核施設である魚市場も甚大な被害を被ります。
しかし水産業界の皆さんの不眠不休の復旧作業により約ひと月で水揚げを再開させました。
その後、平成26年から新しい塩竈市魚市場の整備に着手。
荷捌き所や入札室などの東棟が平成27年4月に完成、翌28年8月には、荷捌き所、会議室、直販施設、食堂などの入る中央棟が完成。
更に、翌29年には漁船からの荷捌き、展示スペースや展望デッキの入る南棟が完成しました。
総事業費は121億円とのこと。南棟の荷捌き所は完全密閉化され、殺菌海水による器具や場内の洗浄に加え、じゃうないのフォークリフトは電動で排気ガスを発生させず、自動換気システムで空調管理されています。
令和3年に冷凍ビンナガマグロ、冷凍カツオでEU -HACCP認証、令和4年には生鮮ビンナガマグロ、生鮮カツオにおいて追加認証を取得している。
マグロ水揚げ日本一を誇り、令和4年の実績でマグロ類が77.8%、金額にして約74億の水揚げがあります。
南棟の荷捌き所を上から視察。
すでにマグロの箱詰め作業は終わりトラックへの積み込み作業が行わていました。
残念なことに東日本大震災の津波高を想定して、展望デッキを津波の一時避難場所として整備しましたが、その後の新しいシミュレーションでは、更に高い津波が想定された為、避難場所は屋上に変更されたようです。
東日本大震災よりも高い津波ってどんな感じなんでしょうね(゚o゚;;
釧路市は副港のグランドデザインを描き将来の魚揚げ場整備を順次進めてきていますが、こう言った施設整備が進めば、魚市場の観光拠点化も進むことでしょう。
明日は山形市。
現在仙台から高速バスで山形に移動中です。
政策予算要望
今日は釧路市議会公明党議員団として蝦名大也市長に令和6年度政策予算要望を提出しました。
重要項目27項目を含み全328項目についての政策予算要望です。
議員それぞれからも特に今年取り組んできて、重要なものに関して1.2項目市長に見解をお聞きしました。
私からは、観光施策での「トイレ」の状況についてと、市街地整備における交差点のガードレールについてお話いたしました。
トイレについてはインバウンドに対応するため、早期に施設や公共トイレは洋式化し、外国人の体形に合ったものにするよう求めました。市長からは私の説明をご理解いただいたうえで、様式化だけではなく大きさや個室の広さなどを考える必要性について返答がありました。
また、市街地のガードレール(ガードパイプ)は積雪寒冷地であるため、毎年のように除雪による破損が目立ち、修繕してもまた破損するというのを繰り返している。横のパイプをなくして柱だけにして横パイプの代わりにチェーンでも十分ではないか?また、新橋大通のようにガードレールの代わりに植栽マスを設けて車止めにしている事例からも、今後のガードレールの設置や修繕の在り方を考えるべきではないかとお伝えしたところ、これに対しても非常に前向きなお考えを示されたところです。
費用を抑制しながら街づくりを進めるという観点からも有効ではないでしょうか。
12月議会にて質問することにしましょう。
みんなが主役
価格高騰
燃油高により様々なものが値上げになり庶民の生活を直撃しています。
それに伴って収入が増えて行けばいいのですが、地方の中小企業では中々賃上げに結びついていないのが現状です。
そうしたことから公明党では以下の点について岸田総理に要望を申し入れました。
1,所得税の減税
2,非課税世帯への給付金
3,燃油高対策を来年3月まで延長
4,地方都市が地域にあった施策を講じれるように交付税措置
物価上昇と賃金上昇でデフレから脱却したいところですが、もう少しかかるのでしょうか?
お店で商品の状況をよくよく見ると、内容量がこれまでより少なくなっていたりして、値上げが続いているのが良くわかります。
バランスよく物価上昇してくれればいいのですが、そううまくはいきませんね。
そんな人間の苦労もよそに、季節は廻り秋が深まっています。
ゴミ処理
一度書いて下書き保存したらエラー・・・
こうなると少々気持ちのダメージが大きくてブログ更新の意欲が低下しますね(;’∀’)
いきなり投稿でエラーは何度か経験しているので、必ず下書き保存後に投稿してるのですが、今回は初めて下書き保存のエラー(´;ω;`)
気を取り直してゴミのお話。
今日は釧路広域連合議会が招集されました。
議題は令和4年度の決算。
各市町村議員で構成された議会で、私もその一員。
釧路市高山にあります釧路広域連合清掃工場は釧路市、釧路町、白糠町、厚岸町、鶴居村、そして弟子屈町から出されるゴミを一気に処理している工場です。
上記の市町村議会から広域連合議会の議員が選出されています。
燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ごみに加え、一部資源物も持ち込まれています。
昔は埋め立て処分されていましたが、やはり環境を考えると埋め立てより焼却。
ここでは燃えるごみを焼却してますが、水分の多い生ごみや紙おむつなどが多く含まれると、燃焼効率が下がり不完全な燃焼となるため、助燃材(灯油)を入れて高温で燃やしています。
水分量が少なくなれば、この助燃材が不要となることから、生ごみはしっかり水を切って欲しいというお願いをしています。
資源物の分別意識の高まりや人口減少、過剰包装の見直しなど、ゴミ減量の要素も重なり、清掃工場で処理されるゴミの量は近年減少傾向です。
後はポイ捨てや不法投棄をなくしたいですね。
議会報告会
今年も議会報告会の季節がやってきました。
釧路市議会ではより開かれた議会を目指し、議会基本条例を制定し、市民の皆さんに議会での議論について広く報告する機会を設けていまして、その一つが議会報告会です。
今年は以下のパンフレットに記載の内容で行われる予定です。
私は11月2日の阿寒町公民館に出席の予定です^^
各会場では議員とまちづくりに関しての意見交換もできますよ~
皆様のご来場をお待ちしております。
月末
すっかり秋の気配の釧路。
今日で8月も終わりです。
より一層、ひと雨ごとに秋が深まり、晴れるとさわやかな季節です。
サラリーマンの時は月末といえば集金日。
そして請求書の締め日でもあり、市内を走り回っていましたが、議員になるとそういう業務がないので、曜日感覚や日にち感覚が薄れていきます。
基本的に土曜日、日曜日が休みと思われている方が多いですが、休みはなく、自分のスケジュールの調整で平日にお休みしたりすることもあります。
この春、私は公明党の釧路支部長となりまして、月末に行う党の仕事が増えました。
今日も午後から自宅で、6種類の書類に囲まれながら党務を処理。
半分は明日まとめることとしています。
9月議会の質問準備も進めたいのですが、この時間になると集中力もなくなり、資料を読んで知見を深めます。
やはり事務仕事は朝がいいですね~
調査無くして発言なし
現場には何度でも足を運び、どうにか打開策はないかを模索します。
今日は午後からこれまでいただいた市民の声をもとに現場を歩きました。
時に歩いていると全く市民の声とは関係ないところに気が付きます。
写真は新しく一部供用開始した昭和東公園の北側に設置された防火水槽。
一件なんの変哲もない防火水槽ですが、消防団員ならこの現場に立つと、一つの懸念が生じます。
こちらは個人的に経過を観察したいと思います。
それにしても連日暑いですね。
8月に入り少し気温も下がったので、釧路の夏も終わりだと思っていましたし、例年お盆を過ぎると完全に秋風が吹き出す釧路。
今年はちょっとその時期がずれているようです。
一般家庭にはクーラーはなく、市役所も相当暑苦しい職場環境。
こうなるとクールビズもスーパークールビスにした方がいいのかもしれませんね。