今日はあの北海道ブラックアウトを引き起こした胆振東部地震からちょうど6年。
多くの方が亡くなり、甚大な被害を及ぼしました。
釧路根室管内では長時間の停電のため、牛の搾乳ができず、搾乳できても牛乳を廃棄処分にしなくてはならない事態に陥りました。
あのブラックアウトで様々な防災対策が講じられ、よりいっそう災害対策が強化されたのは言うまでもありません。
経験したからこその対策も多くありますね。
さて、今日の議会で私の一般質問。
まず第2次釧路市環境基本計画に沿っての質問では、次世代自動車(電気自動車等)の普及に対し、購入補助金、充電設備設置への補助金、さらに市独自の充電ポイントの設置など求めました。
また、荷物の再配達防止策としてまずは市営住宅への宅配ボックスの設置と、木づなプロジェクトと連携し、オリジナルの木製宅配ボックスの開発販売などを提案。
更にゼロカーボンパークの取り組みの中で、マイボトルによる給水についての広報の拡大と、給水ポイントの拡大を求めたところです。
太陽光発電施設設置に関する条例については、抑制区域に含まれない市街化調整区域こそが守らなくてはならない場所であることから、再三にわたり市街化調整区域の抑制地域への対応を求めましたが最後まで平行線。
大阪市箕面市では市街化調整区域も条例で禁止区域にしていることから、なぜ箕面市はできて釧路市はできないのか?と質問。
市長の決断を引き出すところまではいきませんでした。
釧路の豊な自然を守りたいものです。
テニスコートの今後の課題については、老朽化したテニスコートの統廃合や別の用途への変更も視野に今後関係部署で話し合うよう要望したところです。
四方をネットで囲まれた全天候型の施設ですから、こどものキャッチボール、バスケットボール、ローラースケートで行うインラインホッケーなどに加え、スケートボードやラジコンにも使えますね。芝生にすればドッグランにもなります。
使われないまま維持費をかけるのではなく、使われる施設になることを切に望みます。
議会が終わってからは市民相談へ。
自宅前の雨水マスが高すぎて雨水が流れて行かない・・・
ちょっと出過ぎ!
議会は始まってもいいですが、冷やし中華は始めないでくださいねw
さて、今日から9月定例会が始まり、市政報告、議案の説明の後質疑一般質問となり、今日は5人が登壇。
今回は18人が一般質問に立ちますので、6月まで日程で3日間としていたら、おそらく18時過ぎまでかかったことでしょう。
市政報告では千葉県八千代市との友好都市提携について、宿泊税の導入について、入湯税の超過課税について、釧路市休日夜間急病センターの運営についての4点の報告がありました。
北海道も宿泊税を導入する予定ですので、釧路市分と含めて200円+200円=計400円の宿泊税となる予定。
以前大阪に行った際にホテルのフロントで宿泊税支払いを要求されて驚きましたが、宿泊費を支払う時に課税され一緒に支払いとなりますので慣れないと「何それ?」となりそうですね。
ネットで予約オンラインでカードで支払いを終えていると、ホテルチェックイン時に宿泊税の支払いを求められます。
事前にオンラインでカード払いの料金に宿泊税は含まれていませんので、え?となるでしょう。
混乱が起きないようにしないといけませんね~
さて、私の質問は9/6の11時頃を予定しています。
傍聴大歓迎、ネットでも視聴できますのでよろしくお願い致します。
9/8日曜日は防災フェスティバルも行われますよ~
22度の釧路から32度の愛媛県松山市まで一気に移動。
涼しい釧路から梅雨の間のピーカン四国ですから暑さに体力が奪われます。
四国松山市の公益財団法人えひめ地域活力創造センターを訪問し、愛媛移住ネット 愛媛愛着倶楽部の取り組みについて視察いたしました。
人口減少が続く地方都市では様々な取り組みによりUIJターンを推進し、移住者の取り込みに施策を展開しています。
もちろん釧路市でも行っており、特に夏の涼しさを全面に出して2地域居住、長期滞在に力を注いできました。
おかげさまで長期滞在は全道NO,1です。
さて、愛媛も移住者の多い地域と認識していますが、実際どのような施策を講じているのでしょうか?
令和5年度の移住実績は愛媛県20市町村で7.854人。
そのうち20代から30代が全体の半数を上回る53.8%
東京や大阪の大都市圏からの移住が全体の4割となってます。
自分の故郷に戻るとか配偶者の故郷であるとかが目立つ感じですが、中にはまったく地の縁がない方もいます。
今治市を中心にした東予で2,914人、松山市を中心とした中予で3,385人。そして宇和島市を中心とした南予では若干少なく955人となってました。
これは地域の産業の違いからで、若い方が働く場所が比較的多い地域に移住者は集中してます。
移住促進に向けた取り組みでは、まずはその情報発信力。
デジタルマーケットを活用してweb広告を上手に活用し、その後の相談体制は愛媛、東京、大阪にいるコンシェルジュがしっかり承る体制ご確率してます。
またえひめ愛着倶楽部に入会することで、その応援企業から様々割引などの特典もあります。
そして各市町村の生活サービスの一覧やお試し住宅の一覧など一目でわかるパンフレットも作成されてました。
気候的に温暖な地域でもあり、都市部と自然の調和のある愛媛県の地域性が若者を呼び込んでいるのでしょうか。
全ての歯車がかみあっているからこその実績だと改めて施策の進め方も勉強になりました。
移住しゃはFacebookでグループを作って情報交換もされてるようで、現在3600人程度がグループに入っているそうです。
釧路における移住政策推進に大きなヒントをいただきました。
今日も議会は各常任員会での審査が続行されました。
私の所属委員会では都市整備部と住宅都市部の審査が行われたところです。
住宅都市部の審査で私からは市営住宅への宅配BOXの設置を提案。
新築も既存の住宅も国の補助制度があることからこれらを活用しての宅配ボックスの設置について検討いただけることとなりました。
合わせて、住宅エコリフォーム制度でもこの宅配BOXへの補助が対象のため、市の補助事業の拡大を提案。
こちらも国の補助制度が活用できるか調査し検討した行くとの答弁でした。
市内の宅配事業者への私の独自調査では、再配率は月によりますが10%から15%。
事業と当たり一日100件を超える再配率です。
宅配BOXを設置して再配率を下げることは釧路市が進めるゼロカーボンへも貢献できますし、何より市の様々な計画などに、この再配達については市民の努力として1度で受け取れるようにしましょうとなっています。
しかし市営住宅はそうはいきません。ここは市がしっかり対策を講じるべきですね。
個人宅への補助もできればあると宅配BOX設置率も向上するかもしれませんので、こちらはまた別の機会に・・・
弟子屈町で開催された『てしかがの星空の楽しみ方講座』に参加しました。
まずは天体観察で、望遠鏡で月を観察。
参加者はスマホで月を撮影して楽しみました。
望遠鏡の画像のため左右逆転してます。
今日は上弦の月。ちょうど半月です。
講師は弟子屈町で宿泊施設ぽらりすを営む馬場さんご夫妻。
そのぽらりすから見える星空がまた素晴らしいとか。
デジタル空診断の数値ではぽらりす前で22.0
これは国内で星空観光を目玉にしてる地域より条件が良く、天の川がくっきり見えるレベルです。
こんな素晴らしいところが釧路管内にもあるのですね〜
最近は街明かりが夜空に反射するため、この数値も下がりはじめているとか。
光害(ひかりがい)を少なくして、星空を弟子屈観光の目玉にしてほしいですね〜
またの機会がありましたら参加したいと思います。