エネルギーの移り変わり
古くから日本では山から拾い集めた枝葉で煮炊きしていたのが、木を伐りだして薪や木炭を作るようになり、ほんの70年ぐらい前までは主要なエネルギーは木材だったわけです。
それが石炭や石油に変わり、エネルギーとしての木材は使われなくなりました。
それに伴い木材自給率は下がり2002年に18.2%にまで低下するも、様々な要因から2015年には31.2%まで木材自給率は向上し、2018年には36.6%までになりました。
自給率向上にはいろいろな要因が考えられていますが、一つは国内の森林の熟成度が上がり、戦後植林した森林が主伐期を迎えていることや、川下ではバイオマス発電へ未利用材の活用などが考えられています。
今日は横山信一復興副大臣(参議院議員)が来釧し釧路火力発電所を視察するという事で同行いたしました。
釧路火力発電所は地元の釧路コールマインで生産している石炭と輸入木質ペレットを30%を混焼し発電しており、112.000kwの出力です。
バイオマスを使用するボイラーとしては国内最大規模。
環境にも配慮し運転されています。
森林には曲がったものや折れた樹木、根の部分や払い落された枝葉などお金にならない部分が残されがち。それら未利用材をうまくバイオマスに利用できると林業の活性化にもつながります。
また、一本の木材を部位によって製材やバイオマス、チップなど使い分けることも重要で、最近の合板は技術が向上して間伐材でも十分利用できるとか。
発電事業と森林業が緊密になることで、森林は守られ、そのことで私たちの生活も守られていきます。
今またエネルギーは木材に光が当たってきました。
安定した電力供給は私たちの生活になくてはならない重要なライフラインです。












