従業員の命を守る
釧路市は日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震による津波への備えが急務であります。
北海道では釧路地域の津波高を発表し、それを受け釧路市では避難の在り方や一時避難所の問題をクリアすべく進めているところでもあります。
一時避難施設は津波の高さ以上の高さが必要なのはあたりまえですが、24時間どんな環境下でも避難できる状況が大事で、積雪寒冷地の釧路において無人型の避難タワーの場合、冬期の管理などが課題になりそうな事から、まずは複合公共施設などでの対応を進めることになりそうです。
一方で、企業などで従業員の安全を確保するために津波シェルターを備えているところがあります。
以前から津波シェルターを調べていまして、市内には何か所かに整備されているのを見ていましたが、その中の1社、荒川化学(株)釧路工場様が昨年定員20人の津波シェルターを整備したことを知り本日、田中道議と共に視察にお邪魔しました。
工場入り口、事務所の向かいに設置された津波シェルター。
中はシートベルト付きの座席が20あり、窓もあることから室内は非常に明るいです。
波にもまれてひっくり返っても元に戻る構造で、入り口が塞がれた場合は2か所ある天井窓から出ることも可能。
椅子の下などに備蓄資機材があり、飲料水、食料、寝袋、カセットコンロ、ストーブ、簡易トイレなど収納されています。
椅子の座り心地は以前乗った海上自衛隊のLCACに近い感じですが、こちらは明るいので少し安心感があります。
椅子が20ですが、30人乗っても重量的には問題ないようで、荒川化学(株)釧路工場様の従業員は16人ですので十分役立つものだと確信いたしました。
東日本大震災でいわき市の拠点が被災し、そのことで全国にある工場の防災について社内で議論し、大楽毛海岸から非常に近く避難に困難が生じる可能性もあることから釧路工場に配備が決まったとの事でした。
こうした企業努力が従業員の生命を守ることにつながります。その後努力に敬意を表します。
高い建物ばかりではなく、こうしたシェルターも避難困難地域の特に高齢者などの多い地域には有効ですね。
もっと言えば、家庭用シェルターのようなものを家の中に置いておいて、いざという時はその中に入る!というのも安心感が違います。
今後の議会議論に役立てていきたいと思います。
工場長様から別件の相談もいただきました。
そちらもしっかり取り組んでまいります。


















