感動・心動・魂動
今日は午前、大館市立川口小学校を訪問し、大館ふるさとキャリア教育について視察しました。
まずは授業参観。
全学年とクラス回らせていただきましたが、分数や小数点の捉え方や計算など、児童同士が回答者の意見を認め合いながら、さらに違う考えはないか?など授業が進められておりました。
大館市は以前から基礎学力向上に向けた取り組みを行っており、全国でも有数の学力上位市。釧路市でも教員を派遣するなどして、その取り組みや教育のあり方など学んできたところです。
今日はキャリア教育という事で、学校と地域、企業などと連携した取り組みについてお話を伺いました。
2011年度から独自のふるさとキャリア教育を開始。
人口減少は避けられない社会減少ではあるものの、未来大館市民の育成が不可欠として、少数精鋭の大館を形成し、持続可能な大館を目指す取り組みとしてスタート。
14年経過し、実施前は高校卒業者の地元就職率が50%程度だったものが、現在は75%と向上しその割合をキープ。
弘前大学医学部と連携しながら、マチに必要な医師と教育者を確保するためにも施策を展開。
実際に卒業後に医師や教員として働いている方もいらっしゃるそうです。
百花繚乱。
全小中学校で行われるキャリア教育は学校ごとに特色のある取り組みを行っています。
川口小学校では、特産の川口ネギを地域の方から栽培方法を教えて貰いながら栽培し、収穫したネギを販売して収益を上げています。
また、ネギ1グランプリというネギ料理のレシピを競うイベントも行いながら、地域の特産への愛着度を増す取り組みも行われています。
まちづくりは人づくり。
教育は未来のまちづくりに重要であります。
尊敬する上杉鷹山も未来の米沢のため教育に力を入れました。
釧路市も未来の釧路を担う人材育成に更に力を入れるべきですね。
教室の後ろに並んだランドセルが気になり聞いてみましたら、ランドセルは市から支給されるのだそうです。
高額になってるランドセルの支給は嬉しいですね。


