廃校舎の利活用
今日は秋田県大館市に移動。
釧路から空路、新千歳空港を経由し青森空港へ。
そこからレンタカーを走らせ向かったのは、大館市山田地区にある、旧山田小学校。
平成20年に廃校した学校ですが、平成21年から(株)しらかみフーズさんに有償貸付されて、廃校後の利活用がさられています。
(株)しらかみフーズの夏井社長は大館市出身で、何か事業を起こして故郷の活性化に繋げたい!という熱い思いで市に相談。
当時の市長と協議し、生ハム工場を立ち上げました。
初出荷は平成23年。
一時、テレビと取り上げられた事で、2年間爆発的な売り上げがあったようですが、在庫が無くなるなど苦労をされたようです。
生ハムの話はこの辺で、主題は空き校舎の利活用。
大館市では平成18年以降、小学校、中学校合わせて10校が廃校してます。
その事からなんとか空き校舎の利活用を進めていこうと、(株)しらかみフーズさんの進出を機に、平成24年に大館市空き公共施設等利活用促進条例を制定し、学校をはじめ、公共施設の利活用のため増築改築のための助成金、事業開始時の支援金、固定資産税の免除などの支援に乗り出し、これまで3件の空き校舎と1件の空き保育園の利活用ご進んでいます。
4件のうち、2件は県外からの進出で、雇用拡大や地域への貢献が行われていました。
釧路市も空き公共施設があり、学校の統合も予定されてあることから、今後は条例制定などを進め、空き公共施設の利活用を進めるべきですね。
明日も大館市でふるさとキャリア教育について視察します。


