消防団で火災出動などすると、なぜここに消火栓がないのか?というケースがあります。
一つは農村部。
近くに水道管がないため、防火水槽を設けて万が一の火災の時には、その防火水槽から汲み上げ水槽車で運びます。
しかしながら、2台の水槽車でピストン輸送したとしても、消火活動に空白時間ができ、中々鎮火させることができないケースもあります。
もう一つのケースは港湾。
西港地区はJRの線路の南側には消火栓がなく、港湾施設の火災の際は海から水をくみ上げて消火活動をします。
過去にアンローダーが火災になった際もそうやって消火活動をしました。
岸壁のそばならいいのですが、西港通り沿いで石鹼工場が火災になった際は、これも水槽車のピストンで水を運びました。
なぜ、この通りに消火栓がないのか?と翌年の予算要望から公明党議員団として港湾地域への消火栓の設置を要望してきました。
この度、西港通り沿いに2か所の消火栓が新設され運用を開始しました。
これで消火活動もスムーズに進むでしょう。一安心です。