もうずいぶん前から相談を受けていた市内の林道。
林道なので大きな予算もつかず、災害時に応急措置を繰り返し、ところどころは改善されたのですが、抜本的な改良までの予算が付かず来ました。
毎年こんな感じで路肩が崩壊したり、傾斜のある路面が大雨などの影響で川のようになり、道路の土砂が流出してしまう災害が発生しています。
途中に民家があるのですが、住民の方も大変そう・・
今回の案件はその民家からさらに奥に進んだ場所で、地主さんが山の管理のためによく通行する場所。
沢からの水が側溝を通り、道路下の横断管をくぐる抜けて川に流れ込むのですが、写真の場所は側溝が土砂で埋まり、道路より高くなったために、水が側溝からあふれて道路に流れ込み川のように・・・(;’∀’)
私も毎年相談を受けて現地を確認し市に対処をお願いしてきましたが、中々予算が付かない場所でした。
春先に相談者の所へ行ったときの話で、「自分で重機で掘っちゃうか!」という話になり、市の担当者に相談して、相談者にボランティアで対応していただくことになり、本日現場を一緒に確認しました。
予算が確保できずに頭の痛い問題だっただけに、ボランティアの申し出は大変ありがたい事です。
市は今後、林道の被災場所の復旧と共にグレーダーによる道路整地を行う予定ですので、その前に側溝を掘り直しまずは道路が川にならないよう進めて頂く事になります。
たまたま相談者が重機も持っている方で助かりました。