霧の街
釧路は霧の街。
特に夏場は朝夕深い霧のベールに包まれます。
この霧が釧路の自然環境を作りだし、守り続けてきました。
海流の影響で発生する海霧は遠く摩周湖まで達することが知られていますが、夏場に多く発生するため植物の成長を遅らせます。
釧路市内の沿道にはたくさんの樹木が植えられていて、平成5年に釧路市で行われたラムサール会議に合わせて、創価学会青年部が行った環境展の際、市内の植栽樹木の種類、本数などを数えた結果、なんと帯広市の倍以上の数が確認されました。
でも帯広市の方が緑が多いイメージがあり、それは樹木が太く樹木が大きいからと一人で納得。
釧路の街路樹は成長が遅く、いつまでも細い(;’∀’)
そして、釧路湿原もこの霧のおかげで長い年月守られてきました。
住んでる私達からすると飛行機の欠航にもつながったり、湿った感じで嫌な霧も、釧路にとっては無くてはならない存在ですね。
そしてこの海霧が運ぶ磯の香りは「日本香り100選」に名前を連ねています。
更にまちなかのガス灯を模した照明がロマンチックな街並みを演出します。
まもなくゴールデンウィーク。
そんな釧路に遊びに来ませんか?