今日は待望の第8魚揚場の竣工式が執り行われ、所管する委員会の委員として出席させていただきました。
今朝の地元紙一面は水揚げ量日本一の見出し。
昨年に引き続き二年連続の日本一です。
数量は17万3304トン。金額は117億5546億円という事です。
釧路港の最盛期は100万トンを超えていましたので、それに比べると随分少ないですが、それでも日本一。
私は小さいころ両親が働く水産工場の社宅に住んでいました。
工場内にある保育園に通い、遊び場も水産工場も敷地内。
楽しみは「公園」と呼ばれていた社長宅の日本庭園で、大きな池があり、滝もありました。
池にはコイがたくさんいて、それを釣ろうとしてゲンコはられました(笑)
夏休みはお弁当を持ってその社長宅の庭で食べるのが楽しみでもありましたね~
たくさんの従業員が通勤用のバスに乗って釧路市内あちこちから集まり、秋には観楓会のため、阿寒湖や川湯の温泉にバスが連なって行ったのを覚えてます。
会社の敷地内にはお風呂もあり、無料で入れましたし、体育館もあり、夏には「寅さん」の映画上映なんてこともやってましたね~
魚が獲れていた時代で、魚は買ったことがない我が家でした。
しかし、それも200カイリ問題で漁獲が落ち、加工場は次々と倒産。その良かった時代と廃れていく様子を子どもながらに見てきました。
今、少しずつ漁獲量が増えてきていますが、安定した漁獲量があれば市内の経済も安定していきます。
かといって急に大量に水揚げされても加工場のキャパがあるので処理しきれない状態になりますので、やはり安定した水揚げに期待したいですね。