先日、市内の昭和地区・北園地区への太陽光発電施設設置に関する住民説明会に参加しました。
事業者からは同地区への施設設置に関する具体的な計画ではなく、太陽光発電のメリットやデメリットなどが伝えられ、ちょっと違和感を思えました。
すでにたくさんのパネルが立っているので景観は損なわれているため問題ないというような趣旨の話や、キタサンショウウオやオジロワシなどの希少種の調査は専門家に依頼し行った結果、生息していないというお話でした。
しかし、翌日現地を確認すると、そこにはオジロワシのつがいが木にとまっていました。
いるじゃないですか!
そしてもう一方は遠くに阿寒連峰を望む眺望。
ここにソーラーパネルが立ち並ぶと、この素晴らしい風景は無くなりますね。
すでに景観は失われていると言われてましたが、全く失われていません。
これまで住民説明会を開いた事業者は多くありませんので、そのような機会を作って下さったことに感謝しますが、参加者の多くは
「もうこれ以上作らんでくれ」という気持ちだったのではないでしょうか。
「何もない」が売りのこの自然環境を後世に残したい、そう強く思います。