今や様々な場面で活躍しているドローン。
特に災害時などには、崩れて人が入って行けない建物内へ入り込み、状況を確認したり、土砂災害や自然災害時も大活躍しています。
今日は栃木県小山市の消防本部にお邪魔して小山市消防本部に配備されているアナウンサードローンについてお話を伺いました。
まずは座学。
記憶に新しい令和3年7月に起きた静岡県熱海市の土石流災害を契機に消防庁では全国の消防本部にドローンを配備することを決定。小山市においても降雨災害が多いこともあり、国の補助金を活用して令和4年度にズームドローンとアナウンサードローンを配備。
オペレーターも地元のドローン学校で資格を取得し、現在3機のドローン保有に対し、10人の資格を持ったオペレーターが消防本部に在籍しています。
しかし、交代勤務のある消防本部だけに、もう少しオペレーターを増やしたいところでしょう。
費用は約400万円。バッテリーが一本10万円ほどでそれを2本積みます。
その他に予備バッテリーを2セット用意するとバッテリーだけで60万円という値段です(;’∀’)
こういうものは使われないことが一番いいのですが、万が一の時には役立ちますね。
釧路市消防本部では市内のドローン事業者と災害協定を結んでおり、災害時はその事業者の持つドローンで様々な作業を行う事となっており、毎年合同訓練も行われています。
小山市でも事業者との連携や県内他都市との連携など行われているようです。
今後ますます需要が高まるドローン。
そしてどんどん性能が良くなることでしょう。
災害時だけではなく、赤外線カメラで行方不明者捜索なども行われており、あらゆる場面での活用が進むでしょうね。
ヘリやセスナを飛ばしていた時代と比べると費用も抑えられていいのかもしれません。