林業林産業活性化へ
今日は午後から釧路地方林活議連の総会と釧根林活連絡会議の総会が釧路市工業技術センターで行われ出席いたしました。
コロナの影響等で林活議連の活動も大きく変わり、特に釧路地方林活議連の事業でもあった森林を見る会は各市町村ごとの開催となり、今年度も引き続きそのような開催単位となりました。
今年の森林を見る会はどこになるのかな?
さて、釧根林活連絡会議の総会後はそのまま講演会が行われたところです。
ゼロカーボンに向けて森林はCO2の吸収源となっていることから、木を切ったらそこには木を植えるというのがサイクルです。
しかし、ゼロカーボンに向けての施策を見ると、どうも排出量を減らすことばかり考えていて、吸収源についてはあまり触れられていません。
なぜでしょうね?ブルーカーボンにも注目が集まる中ですが、どうも腑に落ちません。
排出量を減らすために主力になっている火力発電をクリーンエネルギーに切り替えるという事で、自然再生エネルギーにシフトするのはいいのですが、CO2の吸収源になっている森林や緑地、湿原を切り開いてソーラー発電所にすることはなんだか違う感じがしますね。
林産業活性化から話が逸れましたが、森林環境はしっかりと手を加えて守らねばなりません。
全国的にもそうした里山が失われつつある現状で野生動物への影響も懸念されますね。