現状を変える
今日は第1回コア鳥取「地域の意見を聴く会」に地域を代表して出席いたしました。
この会はコア鳥取運営委員会を発展的に解消して、普段からコア鳥取を利用するサークルや町内会の代表などをメンバーに発足されました。
もともとコア鳥取は地域の代表が集まって運営委員会を組織し、コア鳥取の指定管理者として運営を行ってきました。
その後、運営委員会による指定管理から民間事業者へ管理が移行した際、これまで同様に利用者からの意見を述べる場やコア祭りの実行委員会としての役割などの事項を引き継ぐ形で、コア鳥取運営委員会として継続されました。
その数年後、私が委員長に就任。
委員長として活動するの中で少しずつ違和感を感じ始めました。
それは現状の運営委員会と会の規約や役職などの乖離があったためです。
まずは会則の改正。
運営委員会は会計を持たないのに、なぜか役員に会計監査がいたため、ここを整理。
これだけで相当な労力を使いました(;’∀’)
そして年に4回行われていた運営委員会を年に2回に減らし、コア祭り実行委員会メンバーが同じことから会議を統一し、簡素化を図りました。
そしてこの度、さらに発展させて「地域の意見を聴く会」として再スタートをすることになったのです。
苦節8年。
これでやっと本来の在り方に変えることができ、私も長く勤めた運営委員長の役割を終えました^^
現状を変える事の難しさを学んだ8年でした。
整理にあたって歴代館長には大変ご苦労をお掛け致しました。
さて、今日はこれまでのコア鳥取の利用状況や貸館収入などについての説明をお聞きし、9月に行われるコア祭りの内容を確認しました。
開館当初の平成3年では利用者が年間約6万人に対し、昨年度は約3万5千人と人口減少もあり利用者は減少傾向。
利用しているサークル数もここ8年余りで20サークル減り、市民の活動母体の減少を数字が表しています。
少子化、そして高齢化、そして町内会の活動減少なども要因なのかもしれませんが、折れ線グラフをじっと見てると、景気の良し悪しも市民活動へ何らかの影響を及ぼしているのではないか?と推測されます。
データは物語りますので、しっかり分析して利用促進にも努めていきたいと思います。