国内最大の湿原である釧路湿原国立公園。
その中心部は特別保護区として厳重に守られています。
が、しかしこれまで周縁の森林伐採や農地改良によって乾燥化が進んできました。
生態系も非常に貴重な釧路湿原を守るために自然再生事業も行われており、少しずつその効果が現れてきているとの報告がありました。
というわけで、今日は終日、釧路湿原を守るための情報収集。
国立公園制定までの議論やその後の状況など時系列で追っていきます。
当時の資料を読み進めると釧路湿原の唯一性、非代替性として4点のあげられていました。
①釧路湿原それ自体の価値。
②北海道東部、太平洋沿岸という地理的要素や気象条件からの関連での植物生態の唯一性と非代替性。
③上記①②があることで昆虫、魚類、鳥類、両生類など貴重な動物の生息域になっている。
④釧路湿原の自然景観と先史時代の遺跡の存在。
この4点だけ見てもどれほど貴重な湿原なのかが伝わってきますね。
しっかり勉強して釧路湿原を守れるよう頑張りたいと思います。