音別町パシクル沼周辺に建設予定の太陽光発電施設に関する住民説明会が音別町コミュニティセンターで行われ参加しました。
今回の説明会は1回目の住民説明会の時に明るみになり、その後保安林の無許可での掘削や市の普通河川条例違反などとなった水路の復元方法に関する説明会でした。
水路はウライニカル川に接続していることから、現在簡易的にそこを塞いでいる状況で、このままですと河川への流入が心配されることから、市の許可を得られれば人力により接続部分の埋め戻しを行い、河川への流入を防ぎたいとの事。
そして、その後は現場の生態系を調査し専門家の意見を聞きながら、掘った水路の埋め戻し作業を進めたいとの事でした。
参加者から様々な意見が出されましたが、私からは現地の生態系調査は事業者とコンサルだけではなく、第三者の専門家も交えてしっかりやってもらいたいと強く要望しました。
すでに市民と事業者との間では信頼関係がなく、事業者の案だけでは到底受け入れられません。
女性の方からは「私たちのふるさとをどうしてくれるのか?」と切実な声が。
事業者の代表者は事業中止の決定権を持たないため、責任者を次は連れてきて欲しいという意見もだされました。
席上、釧路自然保護協会の神田会長から事業者に対し、中止を求める署名簿が手渡されました。
21.350筆の中止を求める声は事業者の心に響いてくれるのか?
とりあえずは当面、掘った水路の復元が最優先されますので、その状況もしっかり見ていきたいと思います。