道東は野鳥の楽園。
そこを住処としている鳥はもちろん水鳥など多くの渡り鳥の飛来地でもあります。
釧路も春採湖や海岸沿いなど街に近いところでもたくさんの野鳥を見ることができ、ちょっと北に走ると釧路湿原や阿寒の山にも多くの田町が生息しています。
ほぼ毎月行っている阿寒国際ツルセンターの自然観察会。
今年最後の観察会が今日行われたので参加してきました。
今年は気温も高く、そして雪もなく、いつもの年ならやってきているタンチョウの姿は見えません。
以前、みんなでこしらえたニオはエゾシカのいたずらで無残な姿に(´;ω;`)
雪が降る前に大急ぎで再生の予定とか。
さて、今日の自然観察会。ビオトープを進んでいくと奥の方から犬の鳴き声。
威嚇する鳴き声ではなく、キャンキャンという助けを求めるような鳴き声で、みんなで鳴き声のする方へ進むと、3頭の犬がいました。
首輪をつけてるので飼い犬のようですが、様子が変。
近づくと、リードが木に絡まって動けなくなっていました。
一頭は自力で首輪を外したようで、少し自由に動ける状態でしたが、あとの二頭を救出大作戦。
ウーウー唸るので噛まれないか心配でしたが何とか救出に成功です。
状況から判断すると一本のロープを張って、そこに3頭のリードをつないでいたのではないか?
その大本のロープごと三頭で脱走した様子。(たぶん)
そこでロープが木に絡まってどうにもこうにもいかなくなったのでしょう。
命あるうちに発見されてよかったなと思います。
さて、気を取り直して野鳥の観測はこちら。
オオワシ、トビ、カワラバト、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、ハシブトガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、ベニヒワ、シメ、スズメ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、オオハクチョウ、マガモ、タンチョウ、
以上19種類。
もっと寒くなるとまた顔ぼれも変わりそうですね。
環境の状況を知るうえで、こういう観察会でのデータは非常に重要ですね。
野生動物は環境の変化に敏感ですから、続けてデータを取ってみていくと、環境がどうなっているのを読み取ることも可能になります。
いい自然環境のままであって欲しいですね。