鉄道高架
江別市を訪問し『江別の顔づくり事業』についてお話を伺いました。
簡単に言えば鉄道高架事業です。
江別市は大麻、野幌、江別の三つの駅を中心とした地域が平均して栄えて行き、都市の顔となる中心地的な地区が形成せれて来ませんでした。
合わせて、鉄道により南北が分断されている状況です。
国道12号線沿いに商業施設が集まり、野幌地区が中心地としての高まりを現しつつありました。
そこでさまざまな課題を整理しつつ、鉄道の高架事業、駅周辺の土地区画整理事業、街路事業などの事業を展開。
総事業費330億円、市は75億円を負担して整備して来ました。
この事で野幌駅付近の踏切の混雑の解消やホテルや複合施設などの民間施設の駅周辺進出、駅前広場の整備で、バスやタクシー乗り場の整備も進み、公共交通の利便性が向上しました。
駅に隣接した民間施設に入居している、市民交流施設ぷらっとも見学しました。ぷらっとには江別国際センター、江別市証明交付窓口、市民活動センター・あいご入居し、多くの市民が交流する場として、十分に利用されており、駅利用者だけではなく、市民が集える場所にもなってます。
釧路市で言えば、市民活動センターわっとに支所機能を備え、国際交流の会が活動拠点を構えている感じです。
釧路市の鉄道高架も市民の皆さんの注目も高まりつつあります。
釧網線や花咲線の存続問題もあるのに高架?という声も聞こえてますが、まずは旭と北中の跨線橋掛け替えと鉄路の高架をどう判断するか?
高架の方が駅の南北の土地の有効活用も進むでしょうし、公共施設の集約などで賑わいも作れそうだなと野幌駅をしゅうへんを見て実感したところです。
明日は札幌市内で視察後帰ります。
それにしても札幌寒い!