2年ぶりですねお便りするのは 手紙の書き方すら忘れかけてたのに
あなたの名前もあなたの住所も 覚えていたわ
あなたの影の薄さに気付くのが遅かった
すれ違いのシーソーみたいに次から次へと思い出を書き消して 自分を見失ってしまった
胸の中探っては通り過ぎてゆく 何一つ残さずに
綴る言葉は涙でかすみ 深いため息涙雨
無邪気に遊ぶあなたを見ていて子ども心に戻れることが
あなたに出来て私自身に欠けていたところだと思います
何も言わずにこの町から
出ていこうとした私がみんな悪いことは分かっています ごめんなさい
1つ我儘聞いてくれるなら もう一度あの頃に戻れませんか
いつの間にか愛される ことの意味は涙雨
フォークソングにガッチリハマっていた高校生の時に作った涙雨という曲。
随分昔に作った曲ですが覚えているものですね。
自分で読んでもちょっと意味が分からないフレーズもありますが、17歳の松橋尚文が何かを感じて書いたのでしょうから、17歳の松橋尚文を尊重しそのままにしておきましょうか。
そんな古い歌を思い出すような春の雨が降る朝を迎えました。
何度もこみあげてくる感情を抑えつつ、旅立つ義父を無事にお送りすることができました。
お参りくださいました皆様に感謝申し上げます。