災害は忘れたころに
一昨日から昨日にかけての雪は少なからず釧路市民の生活に影響を与えました。
今朝は市民から倒木が道路に出ていて走行に影響があるかもしれないという連絡があり、朝一の事務仕事を終えた後現地確認。
乗用車は大丈夫ですがトラックだとぶつかるかもしれない高さにまで倒れかけていました。
このほかにもあるのではないか?とこの路線を走っていると、ちょうど釧路市の道路パトロールカーが前方で作業されており、状況を伝えて再度現場を見ていただき対処していただくよう要請したところです。
重たい雪に加え風が強かったため倒木による被害もあり、浜中町では倒木による停電長時間続きました。
釧路市内も阿寒町で停電があり、道の駅周辺では暖房や電気がつかない中での営業を余儀なくされたというお話を伺いました。
さて、まもなく1月15日。
平成5年の1月15日、当時はこの日が成人の日で休日ですが多大な被害があった釧路沖地震の日です。
あれから30年近く経過し、この間東方沖地震や十勝沖地震、東日本大震災などを経験してきましたが、釧路市街地で震度5以上の地震を記録した直近のデータは2004年11月29日です。
それ以来、釧路の市街地では震度5以上の地震を観測していません。
日本海溝型とか千島海溝型と言われる巨大地震に日ごろから意識した備えが必要となります。
誰かに何とかしてもらおうというのではなく、自分の身は自分で守るという自助の精神でもしもの時に備えておきたいですね。