市内の小中学校は平常通りの通学というメールが6時頃入り、風は強かったものの子どもたちは元気に登校。
しかし、昨夜から降り続いた雨は釧路市内より山沿いで相当な降水量となり、阿寒湖温泉では24時間の降水量が173.5mm、阿寒町中徹別で123.5mm、そして阿寒町では100mmを記録しました。
9時28分には阿寒川の河口に近い大楽毛地域に避難指示が発令。
その後、阿寒町の一部にも避難指示が出され多くの市民が避難所へ避難されました。
さっそく田中英樹道議と一緒に避難所を回って避難されている皆さんのお話を聞いて歩きましたが、寒さもなく皆さん健康状態も良好で安堵しました。
しかし、一部の避難所では備蓄資機材が保管されていないため、毛布も飲み物も何もない中での避難生活を余儀なくされていて、昼食の用意も担当職員が無線などを使って要請していたようですが、「何が届くかわからない」という状況下での避難所運営のようでした。
様々課題の残る今回の避難所状況。
災害にはなりませんでしたので夕刻には避難指示は解除され皆さん帰宅されたので良かったのですが、これが広範囲に長時間の避難所生活となった時果たして避難所運営は機能するのか?と心配になります。
大楽毛の3か所の避難所のうち大星会館には目につくところに二酸化炭素濃度測定器が置いてありました。
ストーブをつけていることもあり、大広間の入り口は開放されたままでも、数値は換気サインの1000を少し下回る900台。
避難所における感染症対策も課題がありますね。