今日も委員会審査。
午前は財政部、午後は総合政策部の補正予算、議案等を審査しました。
委員会では報告事項として理事者側が特に議会に報告が必要な事項について説明があり、それに対する質疑や、まった議案には関係ないが所管に対する質疑も許されます。
総合政策部の審査の議案外において、まりもの生息する阿寒湖とその周辺の湖沼群の世界自然遺産登録に向けた取り組みについて伺いました。
平成26年度世界自然遺産候補地詳細調査検討業務報告書が環境省によってまとめられ、世界自然遺産に係る現地調査の結果を踏まえた報告書が平成27年2月4日に公表されています。
以下釧路市ホームページから抜粋
『 このなかで、「阿寒・屈斜路・摩周」については、「世界遺産としての可能性は認められなかった」と報告されております。
ただし、「さらに研究が進めば、他の淡水湖沼生態系との比較を視野に入れた見直しに役立つかもしれない」との、今後の可能性を示唆するコメントもあったところです。
市といたしましては、これまでの世界自然遺産登録に向けた取組を通じて、阿寒湖及び周辺地域に関する学術的な知見が着実に集積されてきているほか、地域の方々が地域資源の価値を再認識し、貴重な自然を守り次世代に引き継いでいく基盤が整ってきているものと感じております。
これからも、阿寒湖及び周辺地域に関する研究を着実に進めるとともに、地域の方々に地域資源の価値を一層深く理解していただき、地域を盛り上げていけるよう、取組を進めてまいりたいと考えております。』抜粋ここまで
今の研究結果だけだと中々難しい状況でさらなる研究が必要との認識。
そこで、研究は研究としても世界遺産登録への活動を弱めるのではなく、より市民がまりもや阿寒湖周辺の自然について学び理解する活動の展開を求めたところです。
市役所正面に掲示されている横断幕は少し色あせてきています。この状況をもう少し改善したいですね。