自転車事情
積雪寒冷地の釧路では概ね初雪の11月後半から雪解けの3月までは自転車の利用が著しく制約され、自動車免許を持たない方々の移動手段はバスなどの公共交通と徒歩になります。
なので中々関東以西のように年中自転車で移動というわけにもいかないため、自転車利用者のほとんどが学生を含めた子どもたちが大半を占めるため、さほど長い期間自転車を利用することもないため、量販店で販売されている輸入の安価なものにお客さんは流れているのが現実です。
市役所からの移動の途中にある自転車屋さんのご主人が外で作業をしていたのでちょっとお話を伺いました。
「昔はたくさんあったうちのような自転車屋もみんなやめてしまって少なくなったね~うちも私の代で店じまいだ。なかなか今は自転車が売れないし、修理にも入ってこなしね~」とご主人。
それでもサイクリングは結構ブームでもあり、様々な形の自転車が大人の趣味として流行してますがどうですか?
「高額な自転車を扱うのも大変なんだよ、なんせメーカーは電話では注文受けてくれないし」とも。
自転車には問屋がないのでメーカー直というお話で、電話注文は受け付けてくれないそうです。時代でしょうか・・・
売上がガタ落ちのところにコロナ禍。
「もう楽しみは7月1日解禁のヤマベ釣りだけだ~」と釣りに行くのを楽しみにお仕事に頑張っておられました。
地元の小さな自転車店。頑張ってほしいものです。