水戸市公営住宅長寿命化計画

建設中の市営住宅
水戸市は、公営住宅長寿命化の観点に立った計画的な管理・修繕の実施を基本に、公営住宅ストックの長寿命化を図るため、更新コストの削減を目指す長寿命化計画の策定と、これに基づく予防保全的な維持管理を推進していくこととしました。
私は、平成21年第3回定例会において、その必要性について指摘し、早期策定を求めてきました。以下質問内容の抜粋です。
『市営住宅の計画的修繕についてお伺いいたします。現在,市営住宅は計画的な修繕が必ずしも十分とは言えず,結果的に施設の長寿命化が図られていないのが現状であると認識しております。例えば,階段など金属製の手すりにさびが発生することにより,埋め込まれたモルタル部分が割れてしまう状況が見られる市営住宅があります。このような場合,さびが出てモルタル部が割れる前に,計画的な塗装修繕を実施することにより,結果的に修繕経費節減につながります。
施設,設備,土地などを総合的に管理活用することにより,建物,設備などの長寿命化や有効活用を図り,維持管理コスト削減などを実現する手法があります。それがファシリティーマネジメントであり,ここ数年来,民間企業を中心として導入が進められ,自治体では北海道において平成18年から導入されております。
本市における建物,施設については,統一的に管理するシステムを持たないため,所管する部課がそれぞれに修繕管理を行っており,経費に大きな差が出ていることも事実であります。その結果,多くの建物が法定耐用年数に至らず,建てかえを行っているのが現実であります。
具体的には,施設,建物の長寿命化に向けた取り組みとして,工事履歴,点検履歴,設備劣化度,光熱水費などの基本的データをデータベース化して一元管理し,計画的な修繕や適切な維持,保全を行い,日常の点検,保守についても統一マニュアルを作成し,保全業務を充実させることであります。このことにより建物の長寿命化を図り,同時に維持管理コストを大きく節減できます。
そして,本市におきましては,ファシリティーマネジメントを導入し,市営住宅の長寿命化のための計画的な修繕の実施が必要と考えます。』
